2011年7月15日金曜日

もう脱民主党しかないかも

 牛が体内被曝したための、出荷牛肉の放射能汚染の犯人は、政府の通知ミスによるものだった。畜産農家には事故発生前に刈り取った牧草だけを与えるよう通知していたのに、エサの稲わらを供給する稲作農家は通知対象に入っていなかったというのだ。
 こういう馬鹿な事は農林水産省の役人が低能だから起きた失敗で、無能責任をとるべきだ。もう頼むから死んでくれとお願いしたい。だが、そもそも、馬鹿な役人を監督できなかった事に問題の根がある。
 委員会だ何だは沢山作ったが、結局、この体たらくなのは、有効な対策などほとんどないのと一緒だという事は、それなのに、増税だけは(官僚主導内閣だからだと思うが)サッサと決めて行く。
 原発の事故発生後の成り行きは、すべて人災で、東京電力と菅直人、そして民主党内閣に責任がある。
 将来は大切だが、そのためにも今すぐが重要だ。今、民主党に席を置く人々は、もう政治に関わらせるべきではない。自民党はダメだが、民主党は、さらにダメだった。ともかく、今は脱民主党しかない。

 鹿野道彦農林水産相は15日の閣議後の記者会見で、福島県白河市の稲作農家が販売した高濃度の放射性セシウムに汚染された稲わらをえさとして与えていた畜産農家2戸が、聞き取り調査に対して、福島第一原発の事故を受けて国が示した飼育管理方法を「知らなかった」と話していることを明らかにした。
 原発事故後の3月19日に「乾いた牧草を家畜に与える場合は事故発生前に刈り取ったものだけを使う」との通知を出した。ただ、通知は畜産農家向けに出たもので、稲わらを供給する稲作農家は通知の対象外だった。
稲わらの提供制限「知らなかった」 畜産農家2戸明かす(asahi.com)