2017年6月15日木曜日

耽溺

 テレビでオシャレなお店の紹介を見るたびに、こういう店のある街に住んでなくて良かったと思う。道を歩いていると、頭の上から、フィリピン人のおばちゃんが大きな声で携帯電話をしているタガログ語が聞こえて来る方が、よく理解できないけど、オシャレなのだけはわかる店があるよりはいい。フィリピン人女は、マンションの二階の通路に出て話している。何か力に満ち満ちているな、とてもかなわない。こういうのげんなりするし、本当は静かな方がいいが、贅沢は言わない。

 贅沢と無縁なのはそれだけじゃない。よく考えると、どうやったら贅沢が出来るのか、やり方を知らない。ユニクロの何倍もする服があるのを知って、そりゃ過払いだといきどおりを感じたが、相手にされなかった。アディーレ法律事務所に無料電話相談してもだめみたいだ。残念。


 二袋をテープでとめてセットにし、安売りしているウインナーの一袋を、一人で一度に食べるてしまうなんて、かなり贅沢感があると、これは誰もが認めてくれると思う。それ以上贅沢するんだったら、福太郎で昭和産業ではなくて、森永の方のホットケーキ粉を買って、ちゃんと卵を使って作ったホットケーキを、森永のシロップ、マーガリンじゃなくてバター付きで追加すると、かなり贅沢になる。昭和産業の粉はちょっと甘すぎるんだよね。

 マーガリンも、日本のはかなりおいしいけど、やっぱりバターの方がおいしい。日本人が食べている量だったらまったく問題ないから、バターで焼くところをマーガリンでやると焦げなくていい。

 ウインナーと細かい事をうるさく言ったホットケーキ・・・凄い贅沢だ。かくなる上は、クッキーも行ってしまおう。クッキーはビスケットより上で贅沢だ。

 俺、意外と贅沢を知っているかもしれない。困ったな・・・自分に甘い性分だから、溺れてしまうかもしれない。