2017年7月20日木曜日

必要なら核武装の腹も固めるべきだ

 ウクライナ東武を支配する親ロシア武装勢力が、新国家「小ロシア」樹立を宣言した。
 イスラム国が抑え込まれて来たかと思ったら、今度はこっちかよ。
 それもこれも、ウクライナが弱いからだ。親ロシア派の裏にいるロシアにつけこまれて、クリミア半島を武力で取られた上、こんな事になってしまった。
 これを取り返すのに、どれほど血を流さなければならない事か・・・

 領土は金で買うか、武力で取るかどちらかしかない。本来の領土だとか、固有の領土なんて話は、自分の物にしてから言う事であって、戦争で勝った方が取るのがあたりまえだ。
「最後の授業」って、嘘の物語を教科書か何かで読んだ事のある人がいると思う。
 アルザス地方をプロシアが取る事になって、フランス語での最後の授業をやるという話だが、真っ赤な嘘で、アルザスはドイツ系住民の多い土地で、あの話は、フランス人が図々しくデッチ上げたものだ。で、今はフランス領になっていると思うが、それは第二次大戦でフランスが戦勝国側だったからであって、固有の領土だったからではない。
 ウクライナは、強国となって、親ロシア派を粉砕し、事によったらロシアと一線交えなければ、東ウクライナもクリミアも取り戻せない。
 そして、ウクライナがこれでは、ポーランドもロシアを警戒し、軍拡をして行くしかない。
 そして、そうなったら、ドイツはEUを率いてロシアに立ち向かわなくてはならない。
 ロシアは野蛮な国家だから、何をしでかすかわからないからだ。
 支那、北朝鮮、ロシアを近隣に持つ日本が、本気で平和国家であろうとするなら、彼らに出来心を起こさせないだけの軍備を固めなければならない。