2010年10月4日月曜日

サイバー犯罪激化 ■Spider on■2010/10/04(月)

■オサマ・ビンラディンがヨーロッパでのテロに資金援助をすると表明しました。ビンラディンの資金は元々の資産で間に合うのでしょうか、それとも、どこからか資金提供されているのでしょうか? もし、資金提供者がいるとしたら、愚かです。
■パキスタン武装集団が、NATO燃料輸送車27台を攻撃、焼き払いました。パキスタンは情報が漏れすぎます。
■アメリカとヨーロッパのサイバー犯罪の被害が7000万ドルになるそうです。この金が加害者の手に渡っているわけではなく、ただ、被害が発生しているだけです。算出方法によって、金額はかなり変化しそうですが、何にしても、これだけ犯罪をやっている人たちは、ご苦労さまな話です。

2010年9月24日金曜日

9/11テロ、アメリカ犯行説 ■Spider on■2010/09/24(金)

■9/11同時多発テロの背後に米政府がいたと、国連での演説でイランのアフマディネヤドが発言しました。一国の指導者が無責任に口にすべきことがらではありません。他の誰よりもイラン人の多くが戸惑っているでしょう。
■イランの電力施設、水道施設を狙ったコンピュータ・ウイルスが報告されました。セキュリティー・ソフトのシマンテック社の報告です。専門家ではない我々は、こういうもので核兵器が誤作動するのではないかと不安になります。
■英国で頭の弱そうな覆面の若者6人がコーランを焼却し、逮捕されました。何が面白いのか、憎しみと怒りが流血と悲惨を招き寄せる事まで思い至らないのでしょう。倫理的には、彼らに影響を及ぼしている大人の責任です。
■ビル・クリントンがオバマを攻撃しました。もっと強力でなければならないなんて言ってます。きちんと戦争をしろという事でしょう。クリントン家の軍需産業利権はどうなっているのでしょう。オバマ嫌いのクリントン家ですから、こちらは真に受ける必要はないと思いますが、陰湿な一家です。
■黒人教会でも児童の性的虐待が発覚しました。そのため黒人教会が同性愛恐怖症で揺れているそうです。同性愛と虐待に関連があるのかどうか・・・カトリック教会の例では、同性愛者と児童性愛者の神父が、長年犯行を行っていたわけですが、問題はやはり同性愛者であるかどうかではないでしょう。

2010年9月23日木曜日

アフガンの欝 ■Spider on■2010/09/23(木)

■アフガニスタンのカルザイが欝になっているそうです。まったくうまく行っていないのでしょう。オバマも怒り心頭のようです。経済政策もチームごと大きな変更がありそうですし、アフガン戦略も変わらざるをえないでしょう。
現地に押しかけて勝手な展開をしているNGOが、警備の手間などで足手まといとなり、批判され始めています。
■CIAがパキスタンで3000人の秘密部隊を使って活動しているのが発覚しました。真面目といえば真面目で、事あるごとにこういう秘密活動をやっています。今どき、ちゃんといかがわしいなんて偉いのかもしれませんね。
■反ユダヤの差別発言や混乱した行状で総スカンのメル・ギブスンですが、女優ジョディ・フォスターが「私は死ぬまでメルを愛し続けるでしょう」と擁護にまわりました。ギブスンは復活して欲しい役者さんですが、さて、どうなるでしょうか・・・?
■司法取引で薬物使用を認めたパリス・ヒルトンが日本で入国拒否されました。各国で話題となっています。パリスにとってはいい体験だったでしょうが、日本にはどうでしょうか?

2010年9月22日水曜日

英国情報部の歴史公開 ■Spider on■2010/09/22(水)

■オバマの経済補佐官ローレンス・サマーズが辞任します。オバマの経済政策が大きく変わるという事でしょう。これまで景気刺激策をとって来たわけですから、財政削減に向かうかもしれません。
■英国の対外秘密情報機関MI6(SIS)が1909年から1949年までの記録を公開しました。公式記録の公開は初めての事のようです。そこで、殺人許可書はなかったとか、見えないインクとして精液を使ったとか(女スパイは?)、色々と話が出ています。サマセット・モーム、グレアム・グリーンなど元スパイの英国作家も多く、なかなか興味深い記録です。
■バチカン銀行で2300万ユーロが押収されました。違法資金洗浄捜査の過程で発覚したようです。バチカン銀行は巨額を資金を運用している銀行で、かつてはP2事件など、バチカン銀行に関係した謎の事件も発生しています。成り行きに注目したい事件です。
■カトリックに関係した話題が続きますが、ドイツで、性的虐待被害者の証言を即す運動が開始されました。教会が運営する学校や児童施設で聖職者による男女児童の強姦が長年に渡って行われて来たわけですが、被害者は、被害を証言する事もまた大きな苦痛でしょう。しかし、何があったのかを公にして行く事は重要で有意義です。
■児童強姦に関係してベルギーの神父が、聖職者が独身である必要に疑問を呈しました。そういう話かどうか・・・

2010年9月21日火曜日

猫捨て女告発 ■Spider on■2010/09/21(火)

■日本でも有名になった猫捨て女が動物虐待で告発されました。映像公開後、殺人の脅迫で警官に警護される生活でしたが、これから法廷です。猫の祟りか自業自得か。
■「臭い奴ら」「アカ」「猥褻ポルノ」と、ステレオタイプでヨーロッパを色分けした地図が公表されました。まあ、モンティパイソンの世界ですね。
■世界「インターネット条約」が提案されました。これはインターネットを合法的に管理、監視したいという各国の願望から出た話でしょう。各国政府のみみっちい事情でインターネットが規制されるのはまっぴらです。放っておいてくれと言いたいところです。
■フランスが、パリ交通網への自爆テロの脅威で厳重警戒態勢を敷いています。これからさらに厳しくなって行くでしょう。
■FBIが動物愛護団体、グリーンピース、反戦活動家をスパイしていました。何だか一番危険なのがグリーンピースで、全体的に安全なところを選んでいる感じです。こうなったらママさんバレーとか、慈善団体とか、そういうところもスパイして、仕事をしてる体を装ったらいいかもしれません。
■ロシアのプラウダが、オバマ大統領について、この間、キャンペーンを張っています。ハワイに出生記録がない。オバマは偽名だ。そういった内容ですが、各国の指導者について徹底して調べ上げるロシアです、何かつかんでいるのか騒いで見せているだけなのか・・・
■フランスのサルコジは貧困層救済をおおっぴらに宣伝していますが、数字には別の事が表れていると指摘されました。サルコジはウソばっかり言ってるんですね。
■先日、サルコジが訪米した時、サルコジ夫人カルラ・ブルニとミシェル・オバマがお話をしました。その時、ミシェル・オバマは大統領夫人なんて地獄の毎日と正直な感想を述べたのですが、後でカルラ・ブルニは「どうかしらね」と異議を述べました。古い世界の人だからミシェルの事が嫌いなんでしょうね。それに、サルコジ夫人でいる事はそれほど苦痛ではないのでしょう。鈍感で無責任な人であるならね。

2010年9月20日月曜日

プーチンのドメイン予約 ■Spider on■2010/09/20(月)

■2012年のプーチン・ウェブサイトのアドレスを、ロシア政府の秘密機関がもう予約しているそうです。プーチンが再びロシア大統領になるのは決定事項なのでしょう。選挙なんか関係ない、陰謀があたりまえなんですね。まったくロシアらしい気色の悪い話です。でも、ドメインの先行予約なんて事が出来るんですね。
■フランスとドイツがEUサミット、ロマ居留地問題で決裂したようです。ドイツは過去の歴史もあって絶対にロマ追放を容認できないでしょう。フランスのやっている事がひどすぎるのですが、こうしたフランスのひどい面の変わらなさにはあきれます。
■毛沢東が1958年から1962年までに4500万人の中国人を虐殺したという記事が出ました。この前も、後もあるわけですし、表向きは数に入れられない死者もいるのを忘れてはならないでしょう。恐ろしい話です。昔、日本にも毛沢東主義者なんて、妙ちくりんな人たちがいました。まともな神経をしていたら、今ごろ恥ずかしくてたまらないでしょうね。
■訪英していた教皇ベネディクト16世が英国を離れました。訪英中、聖職者による児童強姦被害者に会うなど真剣な姿勢を示しました。そうしたところはかなりの人物です。イスラエルに行き、英国を訪問し、カトリックが変わって行くんだという姿勢を体現している人です。

2010年9月17日金曜日

サルコジ-ロマ-ナチス ■Spider on■2010/09/17(金)

■フランス大統領ニコラス・サルコジが、ロマ追放政策でヨーロッパ中の批判にさらされていますが、妙に頑張っています。これまでもそういう姿勢で生き抜いて来て大統領にまでなった人ですから、柔軟さはかけらもないでしょう。彼のロマ追放政策をナチスのロマ追放政策と同じという批判は、出るべくして出たといえますが、サルコジがユダヤ系だけに、ナチスと重ねあわせられる事は厳しい話でしょう。もちろん、批判する側はわかっていてやるのですから、説得するというよりねじ伏せようという感じです。
これはロマ云々を超えた、凄まじい対立になって来ています。
■教皇の英国訪問で、英国女王と教皇が一緒にいる写真が各紙で見られます。まさに歴史です。教皇の記者会見では、ちゃんと教会の性的虐待問題への質問もあり、教皇は「悲しい」出来事と、それなりに答えています。
■米国防総省が、対アルカイダ戦に向け、イエメンの反アルカイダ派を育成しています。こういう場合、国防総省やCIA、米軍の特殊部隊が現地入りして、秘密戦を展開するのがいつもの成り行きですが、イエメンでもそういう事になるのでしょうか。ともかく、撤退や和平交渉を推進する一方で戦域も拡大の一途をたどっている事は認識しておこうと思います。

2010年9月16日木曜日

世界にあふれる武器 ■Spider on■2010/09/16(木)

■オーストラリアの弁護士が何のつもりか、バイブルとコーランの紙を使った手巻きたばこで喫煙し、公表しました。馬鹿げた行為を批判精神の現れと誤解しての事と思われます。
■マイクロソフトが、ロシア政府に批判的なグループの取締の理由とされた事でソフトの違法使用に対する対策を変更するようです。中国とは勝手の違うロシアは、苦手なのでしょうか?
■オバマ大統領が、600億ドルのサウジへの武器売却にサインをしました。不況で世界的に武器取引量が増えていると思われます。ここの所、色々な所で起きている武力衝突の原因のひとつが、増加する武器流通量だと思われます。
■ロシアも、スホイ600、第五世代ジェット戦闘機を輸出するようです。
■元CIA局員が、ポーランドの秘密刑務所での拷問を認めました。みんなが知っていた事ですし、言われてもいましたが、当事者が認めるのは話の次元が違って来ます。アメリカはポーランドからエジプトまで、またたく間に秘密刑務所網を作り上げ、容疑者を移送し、拷問をしていたわけです。驚くべきつながりです。もっといい事に役立てればいいのにと思います。
■英軍がアフガニスタンからのヘロイン密輸疑惑を持たれています。中国のアヘン戦争は英国が中国に阿片を売っていたために起きた戦争でした。英国は、阿片と奴隷と武器を世界中に売っていたわけです。軍隊が薬物商売に手を出すのは、簿外戦費の捻出の必要からもよくある話でもあります。英国の歴史があり、アフガニスタンという阿片栽培地があり、軍隊の行動パターンがありと三拍子そろって、英軍が阿片密輸をやっている可能性は高いかもしれません。
■リアルIRAが英国銀行家攻撃を予告しました。北アイルランド問題は何とか和平にこぎつけ、色々なグループが武装解除をしたはずでしたが、やはり、そう簡単には行かなかったようです。まさか、かつての悲惨なテロの時代に逆戻りする事はないでしょうが、行末が案じられます。
■中国のシンクタンクが、貿易戦争の敗者になると米に警告しました。国連大使の暴言といい、米中関係に何かあったか、中国がおかしくなっているというように見えます。中国には順調に行ってもらって、良くなってもらいたいものです。そうしなければ、色々な問題が解決しないでしょう。
■教皇の英国訪問で、枢機卿の一人が英国を「第三世界」と呼んで辞任しました。英国民の無関心さに腹を立てての事です。悪口で「第三世界」と言ったのですから、その意味は後進国でしょうか、蛮地でしょうか、程度の低い言い方です。カトリック教会はそういう所がダメなんですが、この枢機卿には理解できないでしょうね。
■もうすぐ北朝鮮の金正日が後継者を指名しそうです。末子の正雲になるのでしょうが、この先、いつまで王朝が続くのでしょうか・・・

2010年9月13日月曜日

9/11が無事に過ぎてよかったです ■Spider on■2010/09/13(月)

■大騒ぎの末に9/11記念式典がアメリカで行われました。あの衝撃的な事件から、ずいぶん時間が経っています。でも、世界はまだ後遺症に苦しんでいます。アルカイダはとんでもない事をやったものです。彼らの罪は長く許される事はないでしょう。
■アップルのiパッドがパソコン市場を侵食しているようです。当然でしょう。使いやすく、邪魔にならず、どこでも使えるのですから、邪魔で面倒くさくて遅いパソコンはもう終わりです。ネット閲覧ができて、メールが使えれば、もういいのです。どうせカメラや録音機能、電子書籍リーダーはついて来るでしょうし、高価なソフトも、重い機械も、いつまでも起動しないOSも、もう過去のものです。
■ベルギーのカトリック聖職者による児童虐待報告で、子供の自殺と性的虐待の関連が言われています。無残な話ですが、徹底して調査し、犯人を法的に罰すると同時に、二度と聖職者による児童強姦・虐待が起きないようにする義務が、大人にはあるでしょう。国家は法的に事態を究明すべきですし、カトリック教会は教会の存亡をかけてこの事にあたるべきでしょう。教皇が淫売宿に入り浸った中世末とは違うのですから。
■フィデル・カストロが、キューバ型革命はもはや稼働していないとの発言は誤訳だったと言い出しました。誤訳によって真実が言われるという事があるのだと受け取るべきか、カストロが、またもや嘘を重ねたと見るべきか、あまり難しい問題ではありません。
■フランス映画監督のクロード・シャブローが死にました。「赤と青のブルース」なんて作品を覚えているのは、マリー・ラフォレが出演していたからです。フランス映画のヌーベルバーグは、才能のきらめきを感じさせるいい作品がありました。ああいうのは一度で十分ですが。
■英政府のコンピュータが、廃棄物として違法に輸出されていました。データが残ったままだと機密もクソもありません。ウィキリークスよりもはるかに大量に重要なデータが漏洩していた可能性があります。
■ロシア政府が、反対意見封じにマイクロソフトを使っていました。ソフトウェアの海賊行為の調査が、反対派に対して集中的に行われていたのです。旧共産圏ではウインドウズを使ってると反対運動も出来ませんね。ここのところのマイクロソフトのミソのつけ方は目に余ります。末期症状になってもらっても困るので、立ち直って欲しいものです。ウインドウズをLINUXにかぶせて、オープン・フリーにしちゃえば生き残れるのに・・・
■中南米の麻薬カルテルの秘密兵器は、アメリカ当局の捜査員だそうです。麻薬取引で生み出される莫大な資金で捜査官を買収し、内部情報を手に入れたり、助けられたりしているという話です。前々から言われていた事ですが、ついに表に出ました。
■アメリカ人の3分の2はソウルメイトを信じているそうです。前世からの縁があるとか、そういう関係ですね。スピリチュアル屋さんが流行らせたものですが、ニューエイジ屋さんたちは真剣で深淵なことがらを、商売向けの表面的で間違った話にするのがうまいですね。

2010年9月11日土曜日

ベルギーでもカトリック児童性的虐待数百件 ■Spider on■2010/09/11(土)

■ノキアが新CEOにマイクロソフトのステファン・エロップを迎えます。スマートフォン市場を睨んでの動きでしょう。人の再編が始まっているのかもしれません。
■コーラン焼却予告騒動です。アフガニスタンで抗議デモがあり、NATO軍がデモ隊に発砲、死者が出ました。コーラン焼却予告は今年の最も嫌な話のひとつです。
■英国で警察官4万が解雇されるかもしれません。財政削減の取り組みです。各国の真剣さは凄まじいです。
■ナショナル・ランプーン社CEOが、株価操作をしていて45ヶ月の判決となりました。ブラック・ユーモアで有名な会社です。記事にも「冗談だろ」といった文句を使うものがありました。まあ、面白い話題といったところでしょう。アメリカ人は、株価操作をそれほど悪いことだと考えないと思います。
■英国の医師サイーダ・カーンが、タンザニアから密入国した女性に給料を払わずにこき使っていて逮捕されました。「現代の奴隷制」などと言われています。背後には人身売買組織がいるようです。
■アフガニスタンにいる米兵の一部が、遺体の一部を戦利品として持っていたのが発覚し、告発されました。兵隊の精神的荒廃が進んでいるのではないかと思われます。
■ベルギーが、カトリック教会内の児童性愛事件475件を報告しました。アメリカ、英国、ドイツなど、各国で明らかになったカトリックの児童強姦ですが、報告のない国に事件がないとは考えられません。教会権力が強いため、あるいは、信仰心が仇となって、子供が何を言っても無視されてしまっている可能性が高いと考えられます。ましてや孤児院などで何があっても、子供はもって行き場がないでしょう。

2010年9月10日金曜日

憎しみの日 ■Spider on■2010/09/10(金)

■9/11にコーランを焼却すると、キリスト教系新興宗教の牧師が宣言している事について、バラク・オバマが止めようとしています。問題の牧師は、ドイツの貧民層として生まれ、逃げるようにしてアメリカに移民し、通信販売で稼いだ金で教会を買い取ったそうです。今は教会に寝泊まりして物品販売で儲ける一方、原理主義的な独善を振りまいているわけです。この騒ぎも、商売としては当てたと言えるでしょう。アルカイダがこの騒ぎを利用してシンパを増やすでしょうが、もうしかたがないでしょう。
■中国の国連大使が酔っ払って「アメリカ人が嫌いだ」と叫んだそうです。更迭されるでしょう。酒で人生をしくじる人はいるものなんですね。
■ロシアのコーカサス地方北オセチア共和国の首都ウラジカフカスの市場で、木曜日に自動車爆弾の自爆テロがありました。16人が死亡し、100人が負傷したそうです。現在のウラジカフカスはロシア正教の都市で、ロシアはイスラム教徒によるテロと断定し、イスラムを非難しています。
かつて、チェチェン紛争を抱えていた頃のロシアでのテロ事件は、チェチェン側の犯行か、ロシア情報機関の自作自演か区別がつきませんでしたが、今はどうなのでしょう?
■ヨーロッパ議会がフランスの「反ジプシー政策」を公然と非難しました。あたりまえの話ですが、フランスはどう出るでしょうか。サルコジという人は、歴史をどれほど停滞させるのでしょうか?
■キューバの歴史を停滞させた張本人フィデル・カストロが、共産主義はうまくいかないと言明しました。キューバはもう稼働していないそうです。南米の左翼ゲリラに武器を売り、左翼ゲリラの麻薬商売を仲介しているから持っているようなものの、北朝鮮とさしたる違いはないわけですから、カストロも、やっと少しだけ正直になったわけです。昔はカストロ信者とか、ゲバラ信者とか、けっこういましたが、もう死んじゃってるのでしょうか。キューバ革命も、また、失敗したのですね。
■イラクの武装集団がスンニ派聖職者の首を切り、遺体を焼くという残虐行為を行いました。イスラム過激派は、イスラム教徒を沢山殺しています。聖戦を殺戮と残虐行為に堕落させたのは彼らですね。

2010年9月9日木曜日

暴動と結婚 ■Spider on■2010/09/09(木)

■飛行機に密輸目的で95匹の蛇を持ち込んだ男がつかまりました。1匹ずつ蛇を入れた袋を体に95巻きつけていました。そうかと思うと、飛行機のトイレの鏡に爆破の脅迫状が貼ってありました。こちらの方は9/11が近くなったという事もあるのでしょう。蛇だの爆弾だの、飛行機恐怖症になりそうです。
■ナイジェリアで武装集団が刑務所を襲撃し、囚人800人を脱獄させました。この囚人たちが武装集団に入れられるのでしょう。アフリカはどんどんキナ臭くなって来ています。
■1992年にロサンゼルスで大暴動がありました。警官が黒人に暴行を加えている現場が撮影され、映像が公開された事から黒人の抗議が始まり、大事件に発展しました。この被害者ロドニー・キングは、380万ドルの賠償金を得たようなのですが、何と、その裁判の陪審員と結婚してしまいました。
■で、今、警官が移民に発泡した事への抗議で暴動が発生しています。警官による銃撃は威嚇射撃ではなく、殺傷を意図したものだったようです。

2010年9月8日水曜日

サルコジにグーグル爆弾 ■Spider on■2010/09/08(水)

■ニコラス・サルコジが「グーグル爆弾」被害者となりました。検索を使ったイタズラですが、検索結果を思い通りにしてしまうなんて、思いついただけでなく、実行できる人がいるんですね。グーグルの方は、それをふせぐ処理手順を取る事も出来るのですが、常日頃から、24時間その手順を続ける事は出来ないそうです。サルコジ、少し嬉しいんじゃないかな。
■アルカイダとタリバンの力は誇張されていると、国防関係のシンクタンクが公表しました。敵の力を見積もるのは難しいのでしょうが、相手が大きく強いという方が予算も取りやすく、失敗の言い訳にもなり、行動の自由の幅も広がりという事があるのでしょう。
■教会のコーラン焼却計画は軍隊を危険にさらすと、米軍司令官が警告を発しました。コーラン焼却を言い出したのは牧師ですが、米軍にとって、ウィキリークスよりも危険かもしれません。タリバンがウィキリークスを丹念に読む事はありえませんが、コーランを燃やしたとして、アフガニスタンとパキスタン、いや、イスラム世界で反米感情を煽る事は簡単にできます。報告文書を読み解く理性よりも、感情の方が危険です。アサンジではなく、テリー・ジョーンズ牧師を黙らせた方がいいかも。
■バローゾEU大統領が、フランスの反ジプシー政策に対して、やめろと演説しました。EU議会は右翼の巣などと言われていますが、大統領はマシなんですね。
■教皇ベネディクトが英国を訪問しますが、迎に出るのは英国教会の女性聖職者です。歴史的出来事です。
■メキシコの犯罪で使われている銃の4丁に3丁はアメリカからの密輸だそうです。アメリカは麻薬を買い、武器を売っているわけです。世界のどこでも麻薬と武器は表裏一体です。麻薬をやって「ピース」なんて、昔は無知が通用しましたね。
■ジョン・レノン殺人犯のマーク・デビッド・チャップマンが、6度目の仮釈放申請を却下されました。チャップマン、仮保釈申請を出し続けてるんですね。反省なんかしないんですね。自分のやった事がわかってないかもしれません。この男は世間に出しちゃいけないよ。
■ウィキリークスのジュリアン・アサンジに対する圧力は凄まじいもののようです。フォックスニュースは、さすがに保守派らしく「警鐘の度が過ぎた?」なんてからかってますが、やられる方はたまったものじゃないでしょう。
■昔、スミスというバンドをやっていた歌手で詩人の英国人モリッシーが、中国人は「人類亜種だ」と発言しました。確信犯です。英国人は中国人に職を奪われたという思いが強く、それがナショナル・フロントという右翼が成長する原因になって来ました。低い水準の話です。

2010年9月7日火曜日

苛立つ世界の不幸 ■Spider on■2010/09/07(火)

■ナターシャ・カンプチという女性が手記を発表しました。8年間、誘拐犯に囚われていた人です。毎日毎日殴られ、強姦され続けたといいます。自殺を図った事もあるようです。恐ろしい話です。
■金正日が、末子を北朝鮮労働党主に任命するようです。
■9/11が近づいています。反イスラムの風潮が広まっています。イスラムの方も殺気立っています。何かなければいいのですが・・・
■ドイツの財務大臣が「この先数年、我々に余裕はない」と言っています。正直なところでしょう。政府が何かできるという風に国民に思わせるのは罪です。
■フランスで、政府のロマ追放政策への抗議行動がありました。あたりまえです。
■オバマ大統領が500億ドルの雇用拡大政策を公表しました。勝算もないのに、同じ事を繰り返そうとしているようにしか見えません。秋の政局があるから何かしなければならないのでしょうが、現在の経済は、一国の政府がどうこうできるものではなくなっているように思います。長期療養が必要なのですから、それなりの展望と計画性を持つ方が健全です。付け焼刃をつなげて行っても有害なだけでしょう。
■スロバキア人団体旅行者が、中央アフリカでクーデタ計画者に間違われるという珍事がありました。軍隊に身柄を拘束されて、怖かったでしょう。
■バスクの独立派ETAがスペイン政府に停戦を宣言し、対話を呼びかけましたが、スペイン政府はあっさりと断りました。テロリストが、行き詰まったからと言って、対話をしてこれまでの犯罪を帳消しにしようとしても、そうはいかないという事でしょう。豊かだったバスクを暴力で支配し、疲弊させて来たETAです。罪は償わなければならないでしょう。
■中国の旅客機パイロットのうち200人が履歴をごまかしていた事がわかりました。無資格では飛ばせないでしょうから、飛行時間が短いとか、そういう事でしょうが、オリンピックだ、万国博だと、航空便を増やすのに、人材が間に合わなかったわけでしょう。恐ろしい話です。
■何だか、世界中が苛立っているようです。要するに金がないという事なのでしょうが、イライラしたり、何かを憎んだりしても有害なだけです。時間が経ったり、物事が自然に変わる事でしか解決しない事は多いですから、焦っても無意味なのに、人の気持はそうはいかないんですね。

2010年9月6日月曜日

戦いの愚劣さが際立って来た ■Spider on■2010/09/06(月)

■パキスタンで、自爆テロが続いています。もうイスラムがイスラムを殺しています。洪水被害のパキスタンで、愚劣な戦闘を続けるタリバンは、戦争で頭がおかしくなった者の集まりです。もう心の底から支持される事はないでしょう。自分たちだけが野蛮化して行くだけです。
■イランのアハマディネヤドが、世界からシオニストの除去などと口走っています。イランの反米派は政権基盤が弱いですから、こうした強硬路線を走らないとならないのでしょう。馬鹿げています。イスラム過激派はイスラムのエレガントな美点を食い尽くそうとしています。無残な事です。
■英国でニューズ社が電話盗聴をしていた事件が拡大しています。マードックも違法行為までしてスキャンダルを取って行く商魂は、ある意味で見上げたものです。
■北朝鮮の後継問題に注目が集まっています。金正日時代が終われば、北朝鮮も少しはマシになるのではないかという期待もあるのでしょう。そう願いたいものです。
■メキシコの麻薬戦争の死者が増え続けて、キリングフィールドとまで言われるようになっています。キリングフィールドというのは、カンボジアの共産主義集団クメールルージュ政権による大虐殺を指す言葉です。メキシコはひどい状態になっているようです。これはなるべくしてなったと言えます。オバマ政権の失策のひとつでしょう。
■ドイツのザラツィンがトルコ系イスラム教徒に対する偏見をまき散らしていますが、メルケル首相が「私はトルコ系の人々の首相でもある」と旗色を鮮明にしました。さすがです。
■モザンビークで食料価格が高騰した事から始まった抗議暴動が依然として続いており、死者も増えています。首都マプトでの暴動です。警官隊も乱暴で、警棒で叩き殺しています。食料問題は貧困国では、すでに現実の話です。
■スペインのバスク地方の独立運動を続けて来たETAが休戦を宣言し、スペイン政府との対話路線に踏み出しました。不況で資金難になったという事でしょうか、理由は何であっても、テロを続け、バスクを疲弊させて来たETAの路線転換は、バスクの人々にとって朗報でしょう。
■ダゲスタン共和国のロシア軍基地が自爆テロ攻撃され、5人が死にました。段々とロシアが攻撃されるようになって来ているのは、攻撃側がイスラムだからでしょう。
■アメリカで、イスラム恐怖症を反省する動きが出て来ています。
振り返れば、アイルランド人、ドイツ人、カトリック、ユダヤ人、イタリア人、中国人、日本人、モルモン教徒も同じように脅威だったというわけです。英国とフランスとスペインが入ってもいいのに・・・ともかく、こうした言説は評価したいと思います。

2010年9月3日金曜日

神は宇宙を作らなかった ■Spider on■2010/09/03(金)

■スティーブン・ホーキングが神は宇宙を創造しなかったと発言しました。日本人にとってはどうって事ない話ですが、キリスト教圏では大きな問題でしょう。
■メキシコ湾の石油採掘やぐらが爆発したと報告されました。BP石油大流出も最初はやぐらの爆発から始まりました。
■ジェームズ・リーという男がディスカバリーチャンネル襲撃、人質をとって立てこもりましたが、警官に射殺されました。わざと警官に殺されようとしていたフシがあり、迷惑極まりないお騒がせ男なのかもしれません。
■保守派論客として人気のアン・コールター女史が、オバマ大統領イスラム説に対して、オバマは無神論者でイスラムではないと発言しました。さすがにその通りかもしれないと思わせます。実際のところ、黒人カルトなのか、イスラムなのか、無神論者なのか、ひとごとですが興味があります。
■ナチハンターで有名なヴィーゼンタールがイスラエル秘密情報機関員だったという話が出ています。どちらにしても連携して動いていたのは間違いないわけですが、情報機関の活動が広範囲におよんでいるのを再認識させられます。

2010年9月2日木曜日

ブログ対国家 ■Spider on■2010/09/02(木)

■ウィキリークス設立者ジュリアン・アサンジが、再びレイプ告訴されました。一度取り下げられていたものです。アサンジはウィキリークスのサイト管理について相談するためにスエーデンに行き、その合間に2人の女性と会い、強姦したと訴えられています。事件そのものが謀略的というか、とても暗い感じで怪しい印象です。
アル・ゴアのマッサージ師強姦は関係者全員の記憶喪失で消滅しましたが、やっぱり元副大統領は違いますね。
■アップルが再びテレビに取り組みます。音楽では、音楽産業そのものは斜陽のままですが、新しい市場を作り出したアップルは急成長しました。映像も同じ事になって行きそうですが、グーグルが映画に手を出しているかと思ったら、アップルはテレビです。アマゾンもテレビに注目していて、アップルと競争になりそうです。電子書籍端末とテレビがひとつになります。
■モザンビークで食料暴動が発生、子供を含む死者6人が出ました。いくら暴動を起こしても、ないものはないという事なのでしょうが、無抵抗な人に警棒を振り下ろしている警官隊の写真が世界中に配信されていて、胸が痛みます。食料危機は、これから本格的になって、まだまだ貧しい国を直撃して行くかもしれません。
■ロシアのブロガーが検閲と戦っているようです。一応共産主義の看板を下ろし、国を縮小し、東欧のソ連圏を解体、冷戦を集結させましたが、それでロシアが穏やかで民主的な国になったわけではありません。旧KGB(情報機関)が権力中枢を掌握し、厳しい圧政を布いている強権国家です。先日、スパイ騒動もありましたが、そうした行為は相変わらず世界中で続けています。遊びのはずのブログが戦いになってしまうのは、現在のロシアが、自由のないひどい国だからです。革命などなく、帝政が維持され、それがなだらかに近代化されれば、ロシアはもっと自由でいい国になったでしょうに・・・繰り言です。
■インド政府の情報機関がグーグルとスカイプを監視しているようです。カシミールの暴動を抱えて、情報統制をしたいのでしょう。インドは携帯電話ブラックベリーも禁止しています。インドも中国と同じく、馬鹿げた、後ろ向きの政治によって権力を維持しようとしているのでしょうか。チャクラが閉じてますね。
■北朝鮮の武器貿易の責任者なのでしょうか、二人の名前が上がりました。チュン・ビョンホ、ユン・ホジンです。彼らがイラン、シリア、ミャンマーへの武器輸出を統括したようです。もちろん主体思想に基づいて金正日主席のためにやっているはずです。まあ、武器は密輸でない限り、すべて国家間取引で、それ自体は国家の主権ですから法的な問題はないし、北朝鮮もイランも制裁対象国ですから、交流しているのも当然です。嫌悪感はありますが、善悪の問題ではなくて、国際関係という事で目に止めておくべき情報でしょう。
■米国公民権団体が暗殺禁止の訴訟を起こすようです。問題となっているのがCIAですから、行政訴訟です。CIAの「逮捕、ないし殺害」リストを問題にして、国家機関による「殺害」を止めさせようというわけです。興味深い動きです。

2010年9月1日水曜日

北朝鮮:制裁と後継者 ■Spider on■2010/09/01(水)

■世界市場、経済危機で下落・・・というニュースを見ても刺激を受けなくなりました。それはこれが見当はずれだからではなく、本当であっても、とりあえずどうしようもない話だからです。焦燥感にかられて何かしてもロクな結果になりません。ここはあきらめて、危機と下落に身をゆだねるしかないようです。
■コンピュータ・チップの小型化が進みます。ゲーム機やスマートフォンといった需要に応えるには、MPUは小さければ小さいほどいいわけです。デスクトップ・パソコンも小さな方が場所をとらなくていいですね。
■北朝鮮の後継者のお披露目が近そうです。アメリカが新たな制裁を打ち出していますが、人質解放の直後です。口先制裁は表向きで、裏では訪朝したカーター元大統領が何か約束した可能性があります。それで安心して権力の継承移譲をするのかもしれません。
■グランドゼロ・モスクの建設者が、現在所有しているビルはネズミ、南京虫の巣だそうです。でも、その原因が所有者の管理不行き届きなのか、住民が不衛生なためか、地域的に近隣のビルがみんなそうなのかは明らかではありません。グランドゼロをグランドゼロにしたのはイスラム過激派ですから、そこにモスクを建てるというのは、非イスラム系アメリカ人にとって苦々しい話です。しかし、建設は正式に権利として認められたのですから、今度はイスラム側がその権利を行使しなければ、権利を放棄する事になってしまいます。権利は行使し、打ち固めねばならないのがアメリカで、行使しなければ現状維持ではなく、後退になってしまいます。ここは遮二無二モスク建設を推進しなければならないわけです。ネズミが出ましたが、まだ、大山鳴動している途中です。
■俳優のジョニー・デップ、歌手のエディー・ヴェッダーらが、3人の凶悪犯とされた若者たち、ウエスト・メンフィス3を支援するチャリティー・コンサートに出演しました。もっと体裁のいいチャリティーと違って、メリットは警察に目をつけてもらえるぐらいのものでしょう。デップもヴェッダーも偉いです。

2010年8月31日火曜日

スーダン軍から子供兵がいなくなる ■Spider on■2010/08/31(火)

■菅直人が経済刺激策を口にしています。無駄金を使う事になるのでしょうか・・・? そういう出来もしない事はやらない方が国民のためなんですが、俺はこんなにやっているというところを見せたい政治家の見栄というか、我欲というか、止まらないのでしょう。
■米軍の撤退でイラクは内戦状態に近づいて行っているようです。
■イランの新聞が、サルコジの女房カーラ・ブルニを「売春婦」呼ばわりしました。個人的にはサルコジもブルニも好きではありませんが、これはイランの新聞の品性が卑しいという話にしかなりません。「クソ淫売」とか「スナックのママ」とか、そういうのは、仲間内の放言としてだけ通用する狭い範囲向けの言葉です。
■スーダンの武装組織が女性米救援隊員を解放しましたが、同時にロシア人女性2人を誘拐しました。こちらも救援活動職員です。身代金ビジネスなんでしょうが、救援活動をしている人に手を出すというのはヨタ者としても最低です。
■南スーダンが軍隊から子供兵をなくします。当然の話です。でも、本当に実行するのかどうかはまだわかりません。また、アフリカだけでなく、反政府ゲリラなどが誘拐し、兵士にしている子供は世界中に沢山います。彼らのほとんどが殺されます。
■インターネットでよく使われているオンライン版のオクスフォード辞典ですが、印刷版オクスフォード辞典はまったく売れなくなり、なくなるようです。重くて、大きくて、何冊もあって、とても素敵な辞典ですが、検索が早く、場所を塞がず、図書館に行かなくても使える無料のオンライン版にあっさりと負けてしまいました。
■北朝鮮の金正日が指導者交代に向けて動きを見せているようです。末子の金正雲が後継者になりそうです。権力の強化と集中以外は何一つ成功していない悲惨で醜悪な北朝鮮ですが、国民をまったく代表していない社会主義型権力はまだ続くのでしょうか。

2010年8月30日月曜日

USAトゥデイ大ナタ ■Spider on■2010/08/30(月)

■世界的な新聞再編が進む中、USAトゥデイ紙が大量解雇を行います。アメリカでは珍しい全国紙で、大衆路線を歩んで来た新聞ですが、ネットに力を入れて生き残りを図るようです。紙の新聞を買う人は激減しているのでしょう。スマートフォンやタブレット端末を使えば、ソファやベッドに横になっても無料で何紙もの新聞記事が読めるのです。パソコンの前に行かなくても良くなり、紙の新聞は役目を終えました。今起きているのは、そうした人類史的変化です。
■アメリカで摘発され、捕虜交換でロシアに帰ったスパイ団のアンナ・チャップマンがロシアの男性雑誌に登場しました。小さな話ですが、この事件ではロシアはさんざんアメリカを小馬鹿にしました。その上この調子です。まったく、ロシアは、関西弁で言うエゲツないというヤツです。しかし、ロシアって、まだ男性誌が健在のようですね。
■タンザニアで、呪術に使うために両腕を切り取られたアルビノの女性に義手が作られました。タンザニアでは、人体は呪力があると考える原始信仰があるようです。それで何の罪もないアルビノの女性の腕を切り取ってしまうなんて・・・最低の呪術です。そのような邪道は、いくらタンザニアでも許されないでしょうに、人間というのはまったくあさましいところを持っています。
■国連人権委員会が、フランスのロマ(ジプシー)追放を虐待と非難しました。フランスのこの政策には、すでに教皇が批判するなど、各国、各方面から批判が出ていますが、国連も反対派となりました。ロマは、これまでもひどく差別されて来ましたが、サルコジの追放政策は、ナチスの虐殺以来の暴挙です。早急にやめるべきでしょう。
■パキスタンの洪水で難民が100万人を超えたようです。これだけの数の難民の支援は困難を極めるでしょう。アメリカはタリバンと話をつけて、緊急に停戦するといった対応をすべきでしょう。
■5年前にアメリカ南部を襲ったカトリーナ台風ですが、復興対策では下層階級が無視されて来たようです。未だに劣悪な状態の避難所で暮らす人々の様子が各メディアで報道されはじめました。当時、アメリカの弱さを見せつけたカトリーナ台風でしたが、きちんと復興もできない無能さにも呆れます。
■イスラエルとパレスチナ自治政府の対話再開による和平プロセスの推進は形式だけにこだわったものであり、中東和平の役に立つどころか、安定を危険にさらすものだという批判が出ています。現在の和平プロセスの推進者はヒラリー・クリントンですが、元々はビル・クリントンの政策でした。秋のアメリカ政局に向けての動きが始まっています。

2010年8月27日金曜日

ナジャって、ひどい女だね ■Spider on■2010/08/27(金)

■金正日が後継者とされる息子の正雲を伴って中国入りです。アメリカのカーター元大統領が北朝鮮訪問というのに知らん顔です。相手が誰であろうと、こういう無礼な事をしてはいけないのに、金一族は自らを貶める事ばかりしますね。
■アフガニスタンのカルザイの汚職捜査が進んでいます。旧アフガン・ゲリラの北部同盟がクリーンではないことなど最初からわかっていたでしょうに・・・それで、一時はタリバンを支持したのですから・・・
■3人のセックス相手に自分がHIV陽性だという事を隠していた歌手のナジャが執行猶予になりました。ナジャのやった事は悪質です。それでも執行猶予という甘い判決はよくわかりません。

2010年8月26日木曜日

フランスのロマ追放に各方面から非難 ■Spider on■2010/08/26

■英国スパイの遺体が、MI6本部近くのアパートの一室の風呂場に置かれたスポーツバッグから発見されました。スパイの戦いで殺されたのでしょうか?
■ロシアが穀物輸出禁止に踏み切ったのが引き金となり、ウクライナなども輸出禁止に向かう気配です。太陽津波のせいで異常気象となったためと説明されています。フランスなど数カ国が食料備蓄を始めたと言われており、また、食料を輸入に頼っている国で資金力のあるサウジや中国は国外で農地を購入して食料の確保を始めています。そうした中、食料が投機の対象となりはじめ、ヘッジファンドへの非難がこれまでにも増して高まって来ました。この動きは、どうも、リスク取引規制を想定しての最後の荒稼ぎに見えます。そういうドサクサの時には詐欺も増えます。この被害者は誰にも同情されないので悲惨でしょう。マドフの詐欺の被害者も、面白がられただけでした。
■フランスのサルコジのロマ(ジプシー)追放政策が各方面で非難されています。当然の話です。早急に馬鹿げた政策を取り下げるべきです。
■モルドバ警察が数百万ユーロ相当のウラニウムを押収しました。こうしたものを密輸取引している犯罪組織があるんですね。いわゆるヨタ者ではなくて、軍隊の地下活動かもしれません。
■オーストラリアで、女教師が児童に大量テロ攻撃計画を練らせていた事がわかりました。どういう意味があるのかわかりませんが、授業の一環だそうです。この女、異常者です。子供にどれだけの悪影響があった事か・・・
■ウィキリークスがCIA文書を公開しました。ロシアや中国は内部告発がないんですね。アメリカと違って、そんな事をしたらすぐに殺されますからね。
■コロンビアでフェイスブックに暗殺リストが公開されており、名前を書かれたら、町を出るか殺されるかしかないそうです。まるでデスノートです。すでに3人が殺されました。
背景には、ギャングと左翼ゲリラの縄張り争いがあるとも言われています。両方ともコカイン商売をしているため利害が衝突するのです。
■コンゴの反乱軍が女性や少年を集団レイプしました。左右の反乱軍、反政府ゲリラの残虐行為は長い間続いていますが、今度の集団レイプでは、一度に200人の被害が出たと言われています。もっと増えるかもしれません。

2010年8月25日水曜日

ヒトラーがユダヤ人だった? ■Spider on■2010/08/25

■1972年にIRAが行ったクラウディ爆弾テロ事件にカトリック教会が関与していた事が明らかにされました。アイルランドが独立した後も、北アイルランドは英国の植民地のままにされるという政治的な事情に、カトリックとプロテスタントの宗教的対立が絡まり合っているのが「アイルランド問題」です。政治と宗教に軍事、いや、テロまでが一体となって、問題は複雑です。
■コンゴ反乱軍が手当たりしだいにレイプを行っています。国連も打つ手なしの状態です。アフリカには、各国の武器が大量に流入しています。これからも悲惨な事態は続いて起きて行くでしょう。まず、極悪非道な反乱軍が悪いのですが、退廃した政府も、そして、武器を売りつけている、米、中、露、仏などの国々も悪い。あまり救いはありません。
■イスラム過激派のテロ組織アルカイダもアフリカでテロを引き起こし続けています。支持者もいて、資金もあるようですから、しばらくは活動を続けるでしょう。
■パキスタンがタリバン運営の救援キャンプを封鎖しました。洪水被害者の救援が最優先なのですが、タリバンが西側の救援を阻止しようとしたり、救援競争をしたりと、無意味な行為が続いていました。
■ヒトラーはユダヤ人だった-というDNAテスト結果が公表されました。
ヒトラーのDNAって、どこからとって、どこにあるんでしょうか?

2010年8月24日火曜日

海賊とウィキリークス ■Spider on■2010/08/24

■イスラム問題でオバマ大統領への風当たりが強くなっています。9月11日に向けて緊張が高まっています。
■ウィキリークスのサーバーをスエーデンの海賊党グループが運営する事になったら、スエーデン検察がウィキリークス設立者を強姦で告訴しました。そして、告訴はすぐに取り下げられました。嫌な騒動でした。
■朝鮮半島は、微妙に動いています。しばらく目が離せません。

2010年8月23日月曜日

休み明けです ■Spider on■2010/08/23

■1週間分のヘッドラインを、今日と明日で紹介します。
■夏休みの間にウィキリークスが新たに戦争記録の公開をしたかと思ったら、設立者のアサンジがスウェーデン検察からレイプで告発され、すぐに取り下げられるという一幕がありました。

2010年8月14日土曜日

明日から夏休みをとります ■Spider on■2010/08/14

■オバマ政権が米国防総省を縮小します。将校たちは憤っているようですが、突破されるでしょう。ここのところのオバマと米軍の関係の悪さは、これに原因があったようです。オバマ政権、経済政策は失敗すべくして失敗しましたが、こうした改革は的確にやっています。
■デル社が、自社パソコンの不具合を知っていて客に隠していた証拠のメールが法廷に提出されました。
■ウィキリークスが、さらに15000のアフガン戦争機密文書を公開します。3週続けてのウォーログ暴露です。かなりの準備をしてやっている事です。
■第二四半期のユーロ地域の経済成長が予測を上回っていて、アメリカを抜いたそうです。ユーロ域経済のエンジンはドイツですが、メルケルの経済目的のアジア歴訪が効を奏したのでしょうか。第一四半期が0.2パーセントの成長だったものが、第二四半期は1パーセントを達成しました。
もっとも、ギリシアへの武器輸出という影の部分もあって、これは調査されはじめました。
■ロシアが原子炉に燃料装填し、来週、イラン原子力発電が稼働を開始するようです。イランの核開発はロシアが後ろ盾だったんですね。火事ひとつ手に負えないロシアが、核技術といったものだけはアメリカから盗んで持っている。いびつなありようですが、それを輸出して、世界をさらに歪めてしまう。ここ当分は、そういう事が続きそうです。
■明日から一週間、夏休みをとります。

2010年8月13日金曜日

決定と結果 ■Spider on■2010/08/13(金)

■オバマ政権は、イラクを捨てる形で撤退しようとしています。オバマは撤退を公約して大統領になりましたが、それはイラクを捨てると言ったわけで、オバマが選ばれた時点でこうなるのは決定していました。ただ、撤退するなら、その前に集中的な攻撃をして敵を弱体化させるのかと思っていたら、それが出来る状態だったら、撤退する必要もありませんでした。イラクの現政権に敵対している旧フセイン派やアルカイダは米軍と違って法律に縛られませんから、今まで通り拷問でも虐殺でも何でもやります。後は、アメリカの援助で雇う傭兵に安全を委ねる事になるのでしょうか。イラクの未来は暗い。
中東地域でのアメリカの信頼は、また低下しますが、それもアメリカ国民が選んだ事です。
■大統領選挙でカガメ候補が地滑り的勝利を収めたルワンダの首都キガリで手榴弾テロがありました。アフリカへはアメリカ、ロシア、中国、フランスが武器を売り込み、中東からも武器が流れこんでいます。今後、アフリカでの衝突、紛争が増えて行く気配です。
■アメリカの景気回復が不安な状態になって来ました。不況の二番底は誰でも口にしていますが、当面、経済は打つ手がない状態でしょう。金融をいじって表面的な好況を演出するのももう無理ですから、根本的な取り組みをするしかありません。そうなると、しばらく不況に苦しむ事になります。
■北朝鮮チームが敗北のために罰せられたそうです。そういう事では強くなれないのがわからないのが北朝鮮という国なのでしょう。

2010年8月12日木曜日

アサンジ逮捕指令 ■Spider on■2010/08/12

■米政府が同盟諸国にジュリアン・アサンジ逮捕を要請したようです。アサンジはオーストラリア人ですが、オーストラリア政府は悪役になるつもりがあるでしょうか?
日曜日に2度目の戦争記録リークを行った直後です。ウィキりークス側がまだ出すと言っているので、それに対する脅しということもあるのかもしれません。
アサンジ逮捕はいいニュースになるでしょうが、さて、引っ込みがつかないことをしてしまったアメリカ政府と、逮捕など覚悟の上で行動しているでしょうアサンジの対決、この先注目です。
各国政府はすっかりウィキリークスの宣伝役になってしまいました。
■タリバンがパキスタンで西側からの洪水救助の拒否を呼びかけています。タリバンは本当に馬鹿ですね。戦争と援助は別の話だという区別がまったくついていない。そういう硬化した考えに人がついて来ると思い込んでいるなんて怖い事です。タリバンのようなイスラム全体主義は、妙な感じがします。
■アルカイダが、アメリカの撤退でイラク復帰を計画しているそうです。元々独裁権力を持っていたフセインの一派が残っているでしょうし、フセイン情報機関のスパイは、アルカイダに入って活動していました。一回目の貿易センタービル爆破は、フセインのスパイがアフガニスタンからアメリカに潜入し、行ったテロでした。アメリカが撤兵したら、そうした旧勢力がテロ活動を強化するでしょう。キリングフィールドが現出する可能性もあります。
■古代の謎の言葉がスコットランドで発掘されました。スコットランドに確認されていない言語があったというのは驚きです。世界は謎に満ちています。

2010年8月11日水曜日

汚染中国 ■Spider on■2010/08/11(水)

■中国政府が汚染工場や安全性に問題のある工場を閉鎖する政府命令を出しました。中国政府そのものが危険ですが、それはさておいて少しの前進でしょう。有力者につながる工場は汚染が激しくても、危険でも、閉鎖されないかもしれませんが、そういう所も、少しは改善されるでしょうし、全体として見れば状態が良くなるでしょう。それでも前進です。
次の問題は汚染の中国外移転です。かつて、北朝鮮で操業していた中国の工場の汚染が激しく、両国間で問題になったといいます。また、チベットや新疆ウイグル自治区に汚染を押し付ける事も考えられます。
中国の技術力、取り組む姿勢、発想は、かなり遅れていると判断するしかありません。日本などと同じだと考えて、手放しで安心はできませんが、それでも、前進は前進であると評価すべきでしょう。
■理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士が、生き残るために地球を捨て、宇宙を目指せ、でも、エイリアンには気をつけろと発言しています。今、こんな事を言っている学者はホーキングぐらいのものかもしれません。いいと思います。
■中国の汚染粉ミルクで女児の胸ふくらんだそうです。毒物によるホルモン異常でしょう。いくら憎んでも余りある事です。

2010年8月10日火曜日

独裁とダイヤと女 ■Spider on■2010/08/10

■女優ミア・ファーローが、国際法廷でナオミ・キャンベルが事情を知っていて独裁者から血のダイヤをもらい、喜んでいた、キャンベルの証言は偽証だと証言しました。
誰もがそう思っていた事ですが、ファーローは遠慮なくやっつけました。国際人権法廷というのも、なかなか面白いものです。
■アフガンへの支援医師団がタリバンに皆殺しにされた事件で、タリバンへの非難が高まっています。
■北朝鮮が黄海で砲撃を行いました。海に向けての訓練、あるいは威嚇ですが、韓国漁船拿捕に続いての行動です。

2010年8月9日月曜日

CSM紙の見識 ■Spider on■2010/08/09

■クリスチャン・サイエンス・モニター紙がアメリカ代表が原爆記念式典に出席したが、謝罪もせず、核軍縮の話もなかったと記事にしました。見事な見識を示したと言えるでしょう。
■タリバンが医療支援団を待ち伏せ攻撃し、殺害しました。タリバンは応戦しただけと声明していますが、医療団が先制攻撃する理由がないでしょう。真っ赤な嘘と断定できるでしょう。
非常に悪質な攻撃ですが、こうした待ち伏せは、なぜ情報がタリバン側に伝わっているのでしょう? 日本のタンカー攻撃も含めて、イスラム・テロリストが歯止めなく凶暴化している印象です。
■女優のスーザン・サランドンが児童人身売買の反対運動を始めました。立派な人です。
■「チャーリーのチョコレート工場」の原作者である作家のロアルド・ダールが、現実生活ではジエームズ・ボンド型スパイだったと暴露した伝記が刊行されます。空軍に所属したパイロットだと思っていましたが、それどころではなかったようです。退役スパイが作家になるのは、英国ではよくある事です。
■北朝鮮が韓国漁船を拿捕しました。米韓合同演習に対する報復的な行動に決まっています。ロシアのプラウダ紙は朝鮮半島での核戦争を警告していますが、戦争は論外としても、北朝鮮の制裁、封鎖は行っていくべきでしょう。

2010年8月7日土曜日

原爆と変化 ■Spider on■2010/08/07

■アメリカをはじめ、英国、フランスなどが広島の原爆式典に初参列しました。これは歴史的な事で、原爆投下について木で鼻をくくった対応を続けて来たアメリカが、自らの過去の残虐行為を振り返る一歩を踏み出したと言えるでしょう。誰もが日常的に四面楚歌の中で生きねばならないアメリカ人にとって、それだけの事をするのも弱みを見せる事につながる心理的に大変な行為です。現政権が勇気を示したものと評価すべきです。今度は、私たちがこの大きな変化を認め、受け入れる番でしょう。細かな事はあるかもしれませんが、まず、その上での話だと思います。
■英国が新たにUFO資料を公開し、第二次大戦中チャーチルが情報の隠蔽を指令したという報道は、ほぼ世界中で無視されましたが、アメリカのABCテレビのニュースがフォローしました。英米には、政府がUFO情報を隠蔽していると信じる人が沢山います。確かに沢山の事を隠していますから、まったく根拠がないというわけではないので、話はますます面白くなります。
■ビル・クリントンが影響力を振るう立場に復帰すると報じられました。本当にそうなるとしたら不健全な話です。

2010年8月6日金曜日

UFOとクローン肉 ■Spider on■2010/08/06

■アメリカ、コネチカット州ハートフォードで起きた銃撃事件は、犯人の動機が人種差別だったとされ、波紋を広げています。黒人の間では共感が広がるでしょうし、類似の犯行が増加する可能性もあります。こうした時に、オバマ大統領は説得役に適任でしょう。
■英国政府が新たなUFO文書を公開しました。一昨年に全部出したはずだったのに、また出て来るというのは、まだあるのでしょうか? しかし、違法なクローン牛の肉が出回ったり、政府機密文書がネットで公開されてしまったり、それで監視が強化されたり、空想科学小説の世界が現実になったかのようです。現実が加速しています。

2010年8月5日木曜日

ブラウン首相3番目に最低 ■Spider on■2010/08/05(木)

■米コネチカットのビール販売店で銃撃事件を起こし、5人を射殺後、自らも命を絶った犯人は、店で働いていた黒人青年でしたが、差別されたと怒り、事件を起こしたようです。自殺直前に恋人に電話をし、差別が原因だったと口にしたと警察が発表しました。犯人が妄想にかられていたのではないとしたら、半分はかわいそうな話です。
■交代したばかりのブラウン前首相は、戦後の首相で最低から三番目だったという調査が公表されました。サッチャーが上から二番目、ブレアは上から三番目で、英国内の評価はこういうものかという感じです。
■ロシアで麻薬中毒が増加しているそうです。チェチェンも、北朝鮮も、中国も、ロシアに麻薬を売る理由はありますが、複数の経路があるのかもしれません。日本も、特に北朝鮮から来る覚せい剤をもっと警戒していいでしょう。

ブラウン首相3番目に最低 ■Spider on■2010/08/05(木)

■米コネチカットのビール販売店で銃撃事件を起こし、5人を射殺後、自らも命を絶った犯人は、店で働いていた黒人青年でしたが、差別されたと怒り、事件を起こしたようです。自殺直前に恋人に電話をし、差別が原因だったと口にしたと警察が発表しました。犯人が妄想にかられていたのではないとしたら、半分はかわいそうな話です。
■交代したばかりのブラウン前首相は、戦後の首相で最低から三番目だったという調査が公表されました。サッチャーが上から二番目、ブレアは上から三番目で、英国内の評価はこういうものかという感じです。
■ロシアで麻薬中毒が増加しているそうです。チェチェンも、北朝鮮も、中国も、ロシアに麻薬を売る理由はありますが、複数の経路があるのかもしれません。日本も、特に北朝鮮から来る覚せい剤をもっと警戒していいでしょう。

2010年8月4日水曜日

中国バブルの行方 ■Spider on■2010/08/04

■中国の資産バブルが弾ける危険と記事になりました。何度も記事になった事ですが、いつか本当になるでしょう。その日は、それほど遠くないのではないかと思われます。記事を読み、写真を見ていると、日本もこんな風に見えていたのだろうかと感じます。
■9/11で倒壊した貿易センタービル跡地――グランドゼロ付近にモスクの建立予定があり、もめていましたが、反対を抑えて建設されるようです。イスラムもあまり刺激的な事はしない方がいいのに、意図的ですね。そのうち、そこで事件が起きるのではないかと案じられます。
■イスラエルとレバノンの国境で戦闘がありました。双方の兵士に死者が出ました。大きな争いにならないといいのですが、双方の気持ち次第です。

2010年8月3日火曜日

米景気二番底 ■Spider on■2010/08/03

■アラン・グリンスパンが不況二番底を警告しました。オバマ大統領の景気刺激策が破綻します。今後は引き締めに向かうのが世界的な流れでしょう。
■中国国営企業がこぞって不動産投機に乗り出し、活況を呈しているようです。典型的なバブルを作り出しているわけです。
■北朝鮮の地雷が韓国に漂着しているようです。国境地帯で洪水があり、土砂と一緒に流されて来ているようです。社会主義がすべて独裁政権なのは、マルクス=レーニン主義から来ている事ですが、独裁国家が例外なく劣悪なものとなると考えていなかったのは軽率な話です。
■パキスタンの洪水の死者が1500人になってしまいました。日に日に増加しています。何とかならないものかと感じます。
■ツイッターに日本人使用者から200億つぶやきがあったそうです。ツイッター開始以来、今年の3月までの全ツイットが100億だったそうです。それから現在までに、日本人のツイットだけで200億(開始以来)というのですから、数カ月で100億以上、日本人がつぶやいた事になります。

2010年8月2日月曜日

汚染大国中国 ■Spider on■2010/08/02

■フランスがロマ(ジプシー)差別を激しくしていますが、EUは知らないふりをしています。これまでも、ヨーロッパはロマに強制的な不妊手術を行ったりして来ました。今回も、問題とされても平然としているのでしょうか?
■ロシアでも人権意識が後退する中、人権顧問が辞任しました。アメリカのアリゾナ移民法問題といい、苛立と差別意識が広がっているようです。それが不況のせいだとすれば、人類は貧すれば鈍するという状態に陥っている事になります。
■中国からロシアに何トンもの有害化学物質が流れ着いたようです。中国は経済優先のあまり国内はもちろん、周辺におびただしい汚染をまきちらしています。無責任極まりない態度をとり続けています。

2010年7月31日土曜日

移民と市民権 ■Spider on■2010/07/31

■ウィキリークスへの非難が拡大しています。
■フランスのサルコジ大統領がロマ(ジプシー)や否定住社会の取締を始めました。また、警察が目をつけた移民からは市民権を剥奪すると言い出しています。フランス保守派の面目躍如と言えますが、EUが人種主義的な方向に向かう前兆でしょうか?
■オバマ大統領がチェルシー・クリントンの結婚式に招待されていないそうです。オバマ嫌いのクリントン一家ですが、露骨な話です。オバマ政権は長くないと見切ったという事でしょうか?

2010年7月30日金曜日

ロシアでリアル「マイノリティー・リポート」 ■Spider on■2010/07/30

■オバマ大統領がFBIにインターネット監視を強化させます。ウィキリークスによるアフガン・ウォーログへの反応です。月曜日ぐらいまでは、大した内容じゃないというのが各国高官、軍事関係者の反応だったのですが、今は、兵士の命が危険にさらされるという非難が主調になっています。つまり、リークは本物だったという事で、来週以降、戦いは激しくなります。
■ロシアが予防取締厳格化法を導入します。つまり、犯罪を起こしそうだという事で逮捕してしまうわけです。起きていない犯罪の裁判をどうするのか、想像もつきません。旧共産圏らしい法律です。今でもオーウェルの世界をやってるんですね。
■ドイツ赤軍の女テロリストが司法長官殺害の法廷に立ちました。ヨーロッパの鉛の時代と呼ばれた時期、左右過激派のテロが吹き荒れました。極左テロ組織には、パレスチナ経由でソ連から武器と訓練が与えられていました。右翼テロには、英米の情報機関が武器と資金を供給していました。ヨーロッパは、冷戦の熱い地下戦争の正面舞台でした。無残で馬鹿げたテロの本当の後始末は、テロリストなどに出来るものではありません。

2010年7月29日木曜日

ミャンマーの核開発 ■Spider on■2010/07/29

■英国銀行がスタグフレーションを警告しています。景気が悪いのに物価だけが上昇する。デフレが懐かしいという事になるかもしれません。そうすると、デフレ・ターゲットとか言い出す人がいるかも?
■ミャンマーが核兵器開発を行っているようです。北朝鮮が後押しをしているという事です。中国とロシアに挟まれた北朝鮮と、中国とインドに挟まれたミャンマーは核を保有する大国に挟まれているという共通点があります。ミャンマーにとって、核保有は悲願だったかもしれません。核なんて、面倒臭いものを持つなんてと思いますが、面倒がっていられない事情があるのでしょう。
■中国が不良貸付で危険だとIMFが警告しました。中国経済はどうなるかではなく、いつなのかというのが問題でしょう。バブルの崩壊の話です。

2010年7月28日水曜日

ガザは牢獄とキャメロン ■Spider on■2010/07/28

■ヤフーがグーグルを検索エンジンにしました。かつて、グーグルはヤフーの検索エンジンだった時期があります。その頃、ヤフーの方が大きく、グーグルは検索の下請けのような受け止められ方でした。
一方、世界的なソーシャル・ネットワーク・サービスのフェイスブックがアマゾンと共同して、フェイスブックでお買い物という方向に動き始めました。
こうした結びつきから次の時代に入って行くのでしょう。様々な動きが興味深いです。そうかと思うと、少し前まで、マイクロソフトの凋落など考えられませんでしたが、今は危機が迫っている状態でしょう。とても早く時代が動いています
■米陸軍がウォーログ事件で、ウィキリークスの捜査を開始しました。刑事事件としての立件を視野に入れての事です。ウィキリークスとしては覚悟の上でしょうが、リークする側、される側の熾烈な戦いが始まっています
■英首相キャメロンが、ガザは収容所と発言し、イスラエルの怒りを買っています。また、トルコのEU加盟を支援を表明してもいます。興味深い動向です

2010年7月27日火曜日

戦争記録の波紋 ■Spider on■2010/07/27

■ウィキリークスの大量のリーク文書公開に連動した、国際的なウォーログ報道は、大きく、激しい、でも、表面的にはさほどでもない反応を引き起こしています。ニューヨークタイムズは、ウィキリークスとニューヨークタイムズ、ガーディアン、スピーゲルのコラボレーションは、非対称的ジャーナリズムとでも言うべき新たな報道のあり方を生み出したと、本質をついた記事を出しています。ウィキサイトとメディアという非対称的なコラボが劇的な影響を引き起こしつつあるという実感があるのでしょう。まったく新しい報道のあり方が生まれたと言っていいでしょう。
■昨日の報道ですが、ロシアのプーチンが、帰還したスパイ団と面会し、ソ連時代の歌を一緒に歌い、スパイ団の将来を約束したと報じられています。プーチンも、いつまでもKGB丸出しです。
■そのロシアのプラウダ紙が第二次朝鮮戦争を匂わせる記事を出しています。

2010年7月26日月曜日

ウォーログの衝撃 ■Spider on■2010/07/26

■インターネットの内部告発サイト、ウィキリークスがアフガニスタン戦争の秘密記録文書を大量にリークしました。それと連動して、英国のガーディアン、アメリカのニューヨークタイムズが特集を組んでいます。ワシントンポストのトップシークレット・アメリカに続いて、メディアの底力を見せる、いい報道です。
■北朝鮮が米韓合同演習に対して、核使用をほのめかしています。何を考えているのか。
■中国が、チベットに大量の資金と移住者を流しこみ、社会不安を作り出しています。中国はそうした凶暴な行動をやめるべきです。

2010年7月24日土曜日

サルコジ=フランス ■Spider on■2010/07/24

■インドが35ドルのタブレットパソコンを発表しました。OSはlinuxで、オプションでソーラー電源も供給されるようです
■米民主党が気象法案を取下げました。元々音頭をとっていたアル・ゴアがエロ男爵となってしまったし、健康保険問題の逆風もあるし、筋の悪い法案はやめようという流れなのでしょう
■アメリカが南沙諸島問題に首を突っ込みます。音頭取りはヒラリー・クリントンのようで、先日のベトナム批判も、実はこれにつながるものだったのでしょう。ベトナムも中国も、周辺諸国、特に小国に迷惑ばかりをかけて来た国です。ここに介入してもアメリカには無益でしょうが、ヒラリー・クリントンには有益なのでしょう。娘の結婚式費用にも法外な費用がかかってますしね
■フランスのサルコジが、また軽率で不見識な発言をしました。フランスの極右の中でも、サルコジは飛び抜けて馬鹿なのでしょうか? ロマなど非定住民「問題」は見せかけで中身はないと口にしました。サルコジも、ビシー政権なら英雄になれたのにね
■北朝鮮が米韓合同演習への「物理的対応」を警告しました。窮鼠という事でしょうか
■メキシコ湾原油漏れの原因となったBP掘削設備の爆発で、安全警報が切られていたという証言が出ました。石油会社は国策企業ですから、そこに胡座をかいてしまったんですね。英国らしい、いい加減で間抜けな話です
■スイス企業のトラフィグラが象牙海岸への有害物質を投棄していた事件で有罪判決が出ました。また、石油企業が、象牙海岸の有害物質投棄に関係していたという調査も報道されています。ヨーロッパの悪質さがよく現れています。どこまで事件の背景にメスが入るか、見守って行きます

2010年7月23日金曜日

ヒラリー、ベトナム批判 ■Spider on■2010/07/23(金)

■ヒラリー・クリントンが人権問題でベトナムを批判しました。人権問題なら中国も最低の部類ですが、ヒラリー・クリントン、中国の人権問題を批判した事がありません。やはり、資金源だからでしょうか? 北朝鮮非難も、ベトナム批判も、中国にとって有利な話でもあります。ヒラリー・クリントンにとって人権というのは何なのでしょうか?
■EUの銀行ストレステスト公表が迫っています。ストレステストというのは、これ以上の不況に耐えられるかどうかを測定するものです。つまり、次の経済危機、不況が迫っているという事なのでしょう。
■昨年、英国でのワンデイ・サミットG20で抗議活動に参加していたイアン・トムリンソンが警官隊に暴行され、死にました。最初に記事にしたのは、ガーディアン紙でしたが、暴行の現場をとらえたビデオがユーチューブで公開され、そのビデオへのリンクとともに、各紙が後追いし、新たなビデオも次々と出ました。新聞に動画がついており、それが共有されるというインターネット報道のひとつのモデルを作った事件でもありました。暴行事件を引き起こした警官たちは、予算不足のため、訓練も受けずに抗議行動警備に出動し、世界中から集まった抗議行動活動家に対峙していました。殺されたのはそうしたプロ的な活動家ではなかったのですが、警官たちに区別はつかなかったでしょう。暴行致死事件を引き起こした警官たちを告発するよう、監視委員会が勧告しました。景気浮揚を訴え、規制を否定し、国際的な財政出動を決めたG20でしたが、すでに失敗は明らかで、立役者だったオバマ大統領も失速状態に陥っています。そして、世界は金融規制に向かっています。
金融規制と予算削減、小さな政府が先進国の一致した政策となっていますが、財政的に一番問題のある日本だけが逆行する道を歩みつつあるようです。

2010年7月22日木曜日

強硬派ヒラリー北朝鮮に鞭 ■Spider on■2010/07/22

■アメリカが北朝鮮への新たな制裁を公表しました。米中の連携の上での話です。そこで、中国はチベットへの弾圧を強め、抗議活動の弾圧に軍隊を派遣しています。
ヒラリー・クリントン国務長官が北朝鮮強硬路線を打ち出したわけですが、ブッシュ政権の路線に戻った事になります。グロテスクな独裁国家北朝鮮はどう対処するでしょうか?
■英米の中央銀行トップが失業の増大を口にしています。つまり、景気はここ数年、低迷を続けると言っている事になります。英国は失業とインフレが同時に進むと言っています。そのあたりが現実的な見通しでしょう

2010年7月21日水曜日

黄海原油流出の不安 ■Spider on■2010/07/21

■黄海原油流出で、中国政府は漁船に海をかき回させているようです。何だかそういうやり方でいいのかなと疑問です。中国は、こうした事への対処能力はまだないのではないかと思います。韓国も北朝鮮も中国という大きな脅威には苦情も言えないでしょうが、欧米が問題にし始めている事は中国も気にしているでしょう。中国は欧米に弱いですから
■アメリカ政府がメキシコ国境に州兵を派遣しました。民兵とネオナチが共同で移民狩りを始めていましたから、それを抑えるためにも必要な行動だったでしょう。アフガニスタンとイラクばかりが言われますが、オバマ政権はメキシコでも半ば戦争状態を作り出し、失敗しつつあります
■どうも不況は二番底という雰囲気が濃厚になって来ました

2010年7月20日火曜日

イスラエル首相ビデオ流出 ■Spider on■2010/07/20

■ヒラリー・クリントンがパキスタンを訪問していると思ったら、5億ドル援助を約束していました。彼女らしい大盤振る舞いです。本当に金遣いが荒い。まあ、クリントン一家が敵に回りそうになって、引き留めたばかりですから、オバマも認めたのでしょうが・・・
■オバマは渋く銀行法に取り組んでいます。銀行規制が厳しくなるのは世界的趨勢です。
■米防衛高官が軍事演習に向けてソウルに飛びました。軍事演習というのは銃火を交えない戦争という位置づけで、戦争の一環でもあります。
■先週金曜日に中国大連の石油タンクが大爆発しましたが、それでパイプラインが壊れ黄海に石油が漏れています。深刻であればあるほど事態は隠される可能性があります。
■イスラエル首相が「アメリカを操るのは簡単」なんて口をすべられた録画が流出しました。
■キンドルの電子書籍の売り上げがハードカバー書籍を追い越しました。早かったですね。次はペーパーバックスですが、年内か、遅くとも来年早々にはという気がします。

2010年7月19日月曜日

スパイの複雑 ■Spider on■2010/07/19

■誘拐され、アメリカで現れたイランの核科学者はCIAだとアメリカの高官が公表し、その後、アメリカとイランの二重スパイだったと報道されました。
妙な話だと思っていたら、そういう事でした
■IMFとEUが、ハンガリーへの緊急貸付協議を中止しました。ハンガリーの状態がかなり悪いのでしょう。助ける側の資金も枯渇して来ているのかもしれません。厳しい方向に向かっているのでしょうか

2010年7月16日金曜日

規制と削減 ■Spider on■2010/07/16

■バチカンが聖職者による児童強姦と女性聖職者叙任を同列に置いているとして、カトリック教徒の怒りをかっています。聖職者といっても、おじいさんたちにしてみれば、どちらも「困ったこと」として同じなのでしょうが、それでは怒られてしまうのです。カトリックの根幹を揺るがす大問題である児童強姦に対処し、教会を正すはずが、新たな問題を引き起こしてしまいました。カトリック教会にとって、宗教改革以来の危機なのだという事が、当事者である教会に理解されていないようです。
■逃亡中自殺した射殺魔ラウル・モートを賞賛するページがフェイスブックに作られた事を英政府が問題とし、結局、ページは削除されました。今後も、こうした問題は起きるでしょう。フェイスブックという一定に閉じた場所では、主催者の考え方が重要だと思います。反社会的なページは認めないという事でもいいし、何でもいいというのでもいいでしょう。姿勢をはっきりしておく事が一番重要でしょう。
■アメリカ上院がウォールストリート規制法案を可決しました。アメリカが経済の中心を改革しようとしています。英国も、予算の40パーセント削減を打ち出しています。厳しい経済状況に立ち向かうべく身構えたと言っていいでしょう。この覚悟は相当のものです。
■イランの核科学者が拉致され、アメリカで姿を現し、イランに帰りました。この事件を考える時に見落としてはならないのはイランの核科学者は同時に軍事科学者であり、軍隊や情報機関の一員であるはずだという事です。大学で物理を教えている学者とは違うのです。これがアメリカのCIAに拉致されたのだとしたらイラン情報機関の失態でしょう。イランとアメリカ、そして、アメリカ側についた中東諸国とは、もう暗黙の戦争状態に突入しているという事かもしれません。

2010年7月15日木曜日

子供と煙草と小銃と ■Spider on■2010/07/15

■フィリップモーリスの煙草農場で10歳以下の子供たちが酷使され、病気になってしまう子が出ていると報道された。フィリップモーリス社のトップには、最初、知らなかったと言い張り、後から、実は知っていたと告白するようなみっともない道筋はたどらないでもらいたいものだ。煙草は先進国では消費量が減っていると思われるが、世界全体では、まだまだ大量に吸われ、大きな儲けを生み出しているのだと想像できる。だったら、子供をコキ使ったりしてないで、守ってやればいいの。企業体質が古すぎるようです。みっちりと絞られるべきでしょう。
■スペイン首相が緊縮財政決議に協力を要請しました。ワールドカップの夢が終わり、厳しい現実が始まります。経済も蛸のパウルが予言してくれるといいのでしょうが、そうはいかないのが現実です。
パウルは、スペインで名誉市民になりました。
■ベネズエラがロシアの次世代カラシニコフの正式生産を始めます。カラシニコフは中央アジアと南米への輸出が最も多いでしょうから、現地生産という感じです。アジアの方が中国製カラシニコフでしょうから、ロシア製は南米が中心かもしれません。アフリカは、ロシアの市場に中国が割り込んでいる状態でしょう。
南米でも、アジアでも、アフリカでも、少年兵が大人と同じ重い銃を持たされ、沢山死んでいます。

2010年7月14日水曜日

大統領の激務 ■Spider on■2010/07/14(水)

■英国の負債がこれまで知られていたような額ではなく、少なくとも4倍はあるという記事が出ました。夏以降、今年の後半は厳しくなりそうです。
日本の赤字は大丈夫なのでしょうか?
■アメリカの共和党保守派が結集している茶会派の集会で、オバマ大統領はヒトラーやレーニンにたとえられたり、奴隷の国を作ったと凄まじい言葉を浴びせられています。内部では民主党クリントン派、外には茶会派と、悩みの種はつきません。その上、メキシコ湾の原油流出は止まらないし、アフガニスタンを終戦に導く道をつけねばならないし、不況はままならないしと、アメリカ大統領は本当に激務です。
■ポール(パウル)・ザ・オクトパスが引退します。日本も、今回、とても良かったんだし、そろそろワールドカップ戦略として自前の蛸の育成を始めるべきかも。

郵便事業会社、選挙で本業おろそかか?

 ゆうちょ銀行で十二日起きた大規模なシステム障害は、同じ日本郵政グループの郵便事業会社で三十四万個を超す宅配便「ゆうパック」の遅配があった直後だけに、不手際が相次ぐ日本郵政には利用者の厳しい目が注がれることになりそうだ。
 一方、一日に遅配が発生したゆうパックも、当初の狙いは日本通運の宅配便「ペリカン便」との統合による規模拡大で、こちらも民営化のシンボルだった。

 二つのトラブルは偶然にも参院選の前後に起きた。あるグループ会社の元取締役は「郵政再国有化の流れの中で、従業員の緊張感が緩んでいるのではないか。選挙に力を入れすぎていた可能性もある」と批判した。
『民営化象徴』また傷 参院選前後相次ぐ失態 『緊張感足りない』
(東京新聞 2010年7月13日 朝刊)


 要するに、郵政トップが国有化してもらいたくて選挙に血道を上げ、本業がおろそかになった結果、遅配が発生し、システム障害が発生したというわけなのか?
 郵政の性根は国民を馬鹿にしきったものだとしか言えない。
 だが、二度とそういう馬鹿げた妄想を抱かない方がいい。一般の企業と同じく、民間企業としてきちんとやって行くか、ダメで倒産消滅するかの道しかない。それがわからなければ、似たような失態を繰り返すだけだ。そして、国営なら何があってもヘラヘラしてられるが、民間は違う。客が離れ、倒産する。
 真剣にやらなければ倒産する。これが、民間の誰もが身を置いているあたりまえの場所だ。

2010年7月13日火曜日

不況の本当のところは、蛸にでも聞くしかないかも ■Spider on■2010/07/13

■英国の不況が、当初考えられていたよりも深刻だという記事が出ました。日本のバブル崩壊の後、表に出てきていた数字は実際の10分の1ぐらいだったかと思います。実際のところが最後までわかりませんでした。今回の世界不況でも、本当のところの数字は、まだ出ていないか、永久に出て来ないかもしれません。
でも、政策担当者はだいたいのところがわかっているはずです。英国新政権の厳しい経済政策や、ドイツのメルケルの銀行規制などは現実の厳しさの反映に他ならないでしょう。問題なのは、それが厳しいかどうかではなく、それで間に合うのかどうかでしょう。
中国の格付機関が欧米企業のランクを下げたのも、同じ理由でしょう。でも、欧米が本当にダメになると、中国は輸出先を失い、投資も失い、没落します。
■ワシントン・ポストが有料化したので、リンクから外しました。今後、有料化するメディアが増えるのかどうかわかりませんが、世界中の印刷メディアが直面している転換は深刻です。

2010年7月12日月曜日

各国で報じられた民主党惨敗 ■Spider on■2010/07/12(月)

■日本の与党惨敗は各国で報じられています。民主党は選挙上手ではなかったという事でしょう。そして、みんなの党は主張が鮮明でした。党として小さな政府を言っているのはみんなの党だけで、他は大きな政府がいいという考えのようです。国民がこれほど大きな政府を容認している国は珍しいでしょう。東京では、小さな政府を主張していた候補者の一人が最下位でした。経済を良くするには、政府を小さくして赤字を減らすと同時に、政府に経済の邪魔をさせないようにしなければならないはずですが・・・

2010年7月10日土曜日

鮹のポール様「スペインが勝つぞよ」との御予言 ■Spider on■2010/07/10

■ロシアのスパイ団が米ロの交換でロシアに帰りました。ウィーンの飛行場で手を振ったそうです。さすがに太々しい。このスパイ騒動、もうひとつ裏があって、摘発前に交換についての協議が始まっていたというのです。つまり、交換するところまで決まった上で、摘発をしたらしいのです。こういう国際政治の裏の裏といった形になったのは、核兵器削減などで、オバマ政権が対ロ関係に気を配っての事のようです。権謀術策というよりは、優先順位が低かったのが理由でした。
■中国がグーグルとの契約を更新しました。
グーグル社が中国の検閲を批判した事から、両者の関係が悪化し、グーグルは北京から香港に移り、中国のハッカー軍団がグーグルを攻撃するという事態まで起きていました。半年ほど前の事です。それが再契約という事は、中国がグーグルに負けを認めたという事です。かつての中国なら、負けていても絶対に認めず、閉鎖性を強める事で内部統制によって事態を凌いだはずです。しかし、今の中国は、そのような策は自らを損なうだけで負の意味しかない事を理解しているようです。再契約によって負けを認めたのは、中国が良くなって来たという事です。この際、検閲もやめればいいのに。
■超能力鮹のポールが、ワールドカップ、スペインの優勝を予言したそうです。
あー、鮹様、ありがたや、ありがたや・・・

2010年7月9日金曜日

エイズ抗体発見 ■Spider on■2010/07/09

■英国が健康保険改革に乗り出すようです。外国人にも医療費が無料なのですが、これからは変わるのでしょうか? 教育費はすでに削減が明らかになっています。次が医療で、その次は? 予算削減がどこまで行くのでしょうか?
■IMFが、アメリカに赤字削減をするよう進言しています。
■エイズの抗体が見つかったそうです。治療に光となるでしょうか?

2010年7月8日木曜日

アフガン―イエメン 超能力タコに聞け ■Spider on■2010/07/08

■アフガニスタンの次はイエメンかと言われ始めました。アルカイダを追って、どこまでもというわけです
■ドイツの守護神だったはずの超能力タコが、スペインの勝利を予言していたそうです
■イスラエルの首相が訪米中ですが、ワシントンに向かう途中、警護員が拳銃をなくしてしまいました。ちょっと信じられない失態です。責任者は暗い気持ちでしょう
■ニクソンが北朝鮮の核攻撃を検討した事があると公表されました。核保有国の選択肢には、常にその使用が入っているのは当然なのでしょう。今は、その北朝鮮が核兵器を保有しています。恐ろしい事です

2010年7月7日水曜日

バブル崩壊と銀行口座 ■Spider on■2010/07/07

■中国の不動産市場が落ち込んで来ています。自然の流れですが、中国政府は認めないでしょう。バブルは弾け始めています
■オバマの強い姿勢で緊張関係にあったイスラエルですが、両者とも対話に向かって進んでいます。イスラエルもガザの封鎖を緩和し、ウエストバンクへの入植停止を延長するなど具体的な姿勢を示していますから、対話のタイミングでしょう
■多くのアメリカ人が英国の銀行に口座を持っているという事です。テロ対策で銀行口座のプライバシーが守られなくなり、その結果、英国に口座が移動したのです。テロ組織がアメリカの金融市場で資金を動かしていた事から、取り締まりが始まったのですが、テロ組織は、取り締まりで資金をヨーロッパに移しました。裕福層の国民がテロ組織と同じ行動をとっていたわけです。こうしたお金の動きが、アメリカの金融危機が世界に深刻な影響をもたらした原因になったという指摘もあります

2010年7月6日火曜日

ヒラリー大奮闘 ■Spider on■2010/07/06

■ヒラリー・クリントンがポーランドへのミサイル配備に続いて、グルジア支援を表明し、ロシアとの対決姿勢を打ち出しています
■ヒラリーの活躍で、オバマは影が薄くなっています
■そのオバマを「アフガン戦争を選択したのはオバマ」だとして、戦争に勝てないと放言した共和党のチェアマン、ミッチェル・スティールに対して、共和党内部から「黙れ!」と辞任圧力がかかっています
■オバマ大統領、このところ旗色が悪いですね

2010年7月5日月曜日

祝タイガー離婚 ■Spider on■2010/07/05

■英国が予算を40パーセント削減するようです。厳しい緊縮財政です。
■タイガー・ウッズが1億ドルで離婚しました。あの女房と別れられたのなら、1億ドルでも良かったんじゃないでしょうか。あの女はもうもらい手がないでしょうが、ウッズならまた稼げます。

2010年7月3日土曜日

パリス・ヒルトン逮捕

 パリス・ヒルトンが逮捕されたようだ。ワールドカップ会場でマリファナを吸ったという。
 軽率な馬鹿のように見せて、実は軽率な馬鹿だったというオチかな。
 どうでもいい娘さんだったけど、嫌悪を感じるようになった。

パリス・ヒルトン、ワールドカップ会場でマリファナ喫煙 逮捕
(英テレグラフ 2010/07/03)


(追記)
 パリス・ヒルトンの逮捕は一時的なもので、すぐに釈放されたという。
 つまり、やってなかったのか? それとも、大物だからなのか?

2010年7月2日金曜日

毒婦は冷戦を蘇らせるか ■Spider on■2010/07/02

■ロシア・スパイ団、毒婦スパイ事件は大騒ぎになっています。みんなが好きな要素満載ですから当然でしょう。ロシア紙プラウダは、他人事のように「米ロ関係が冷戦時代に戻るか」なんてやってます。さすがです。
■ガザへの救援物資船団問題で、イスラエルとトルコは秘密会議を行っていました。
■英タイムズ紙が全記事を有料化したため、リンクをやめました。

2010年7月1日木曜日

毒婦の微笑み ■Spider on■2010/07/01

■EUが、銀行のボーナスを制限するという事で合意しました。G20で、オバマは去年に引き続き、規制を阻止しようとしましたが、今回は、すでに規制強化に走り始めたEUを、今回は止めきれませんでした
■おそらく、世界の経済状態は、表に出ているよりもはるかに悪いのです。日本も惨憺たるありさまなのでしょう。それで、例外を許してもらったのでは?
■ドイツで、メルケル首相が推薦していた大統領候補者が当選しました。現在のドイツ政府の、そして、フランスのサルコジとの良好な関係をもって、EUの原動力とも言えるメルケルおばさん、これで当面は自分の政策に邁進できます。銀行は、規制の嵐に備えねばならないかもしれません
■アメリカで摘発されたロシア・スパイ網のアンナ・チャップマンは「ファム・ファタール femme fatale」と表現されています。「悪女」という意味で、映画の題名に使われた事もあります。つまらない作品でした。今回は、もう少し浪漫的な日本語で「毒婦」と訳してみました。

2010年6月30日水曜日

スパイと洗脳 ■Spider on■2010/06/30

■アメリカでロシアのスパイ網が摘発された事件は、世界中で大きく報道されています。冷戦時代を思い出し、嫌な気持ちになった人も多かったようですが、この出来事が、急激な米ロ関係の悪化につながる事はなさそうです
■中国がチベット僧を再教育し、会見を開きました。かつて「チベットに自由はない」と抗議した29歳の僧侶は、その行動を後悔していると語りました。拷問されてはいないそうです。中国による洗脳は、朝鮮戦争の時に深刻な問題となりました。ソビエトと中国による洗脳が、洗脳の原点です

2010年6月29日火曜日

武器と自由 ■Spider on■2010/06/29

■アメリカの最高裁が、アメリカ国民の銃所持の権利を認めました。国家に対して自由を守る権利を定めた憲法がありますから、その権利を保障するものとして銃所持の権利は当然でしょう。銃器犯罪があるから銃器の所持を取り締まるのではなく、個人でも犯罪に対抗できるようにするという論理です。行政の都合で、国民の権利を制限して当然と心得ている日本とはずいぶん違います。どちらがいいかというのは結果の話ですが、筋道の通し方としてはアメリカの方が明瞭です

2010年6月28日月曜日

■Spider on■ 刺激と緊縮 2010/06/28

■緊縮財政のEUと刺激策の米で、不況対策がはっきり分かれました。アメリカは紙幣の大増刷をするかもしれません。日本は、少しだけ緊縮財政を取り、少しだけ景気刺激をするかもしれません

2010年6月25日金曜日

不都合なチャクラ  ■Spider on■ 2010/06/25

■アル・ゴアが指圧師の女性に性的暴行で訴えられています。「チャクラを解放してくれ」と言ったとか、嫌らしい言い方です。大統領時代のクリントンは、ちょくちょくチャクラを解放してましたが、大統領と副大統領だった二人が似たもの同士という事でしょうか。ゴアの離婚理由はこれだったのでしょう。不都合なチャクラです
■チラチラと北朝鮮が韓国相手に何かしています。朝鮮戦争の特集記事が組まれたりして、戦争含みなのでしょうか?

2010年6月24日木曜日

■Spider on■2010/06/24

■ドイツのメルケル首相がオバマの警告を拒絶して、予算削減決行に向かっています。アメリカは財政出動で景気刺激策をという姿勢を変えていませんが、EUは規制と予算削減に向かっています。

2010年6月22日火曜日

■Spider on■2010/06/22

■ビルマとアフガニスタンの麻薬が増加しているようです。消費地ではなく、黄金の三角地帯と黄金の三日月地帯は、黄金という地政学的名称で呼ばれる事でわかるように麻薬の供給地です。麻薬は戦費の捻出に使われる物資ですが、ここで供給が増えるという事は、もうひとつ戦争が起きる可能性を指しています。

2010年6月21日月曜日

■Spider on■2010/06/21

■メキシコ湾BP海底油田の原油漏れをめぐって、英国とオバマ政権の関係が悪化しています。オバマとしては国民の手前一歩も退けません。健康保険で人気ががた落ちした政権にとって正念場です。ここでしくじったら、4年で共和党に政権を持って行かれる事になります

2010年6月19日土曜日

■Spider on■2010/06/19

■キルギスタンにロシア軍が入ります。民族紛争を抑え込む事が出来るでしょうか? すでに2000人が殺されているという報告もあります。実際はそれ以上の可能性もあります。大した武器もなしに短期間に大量虐殺が行われるのは、ルワンダ虐殺でわかっている事です。ルワンダで使われたのは、フランスが大量に売り込んだ銃器ではなく、木材でした。

2010年6月18日金曜日

■Spider on■2010/06/18

■オバマ大統領への逆風が吹き始めています。ここからが本番という感じです
■経済危機のEUが一斉に規制に向かおうとしています。厳しい財政をやろうとしています。新自由主義経済政策は終わった観があります。日本は政策的に40年遅れ、状態としては(悪い方に)最先端という感じです。でも、身動きとれないのも確かなので(まだ下方弾力性がある)、民主党が時期を見ないでいじればいじるほど悪くなるのは確かです。せっかく政権を取って、出来るだけ何もしないという立場がとれるだけの器量はないでしょう。こういう時は、少し風通しをよくするぐらいしか出来ないし、それをやるだけで効果的なんですが、わからないかもしれませんね

2010年6月17日木曜日

知られず、忘れ去られるのは気にくわない

 コラムさとうに

韓国人がベトナムで恐れられていた

 という記事がアップされた。
 これは、なぜだか、あまり知られていない事実だ。今では、ベトナム戦争秘史といった事になってしまっているかもしれない。
 ベトナム戦争当時、日本や韓国で犯罪者となった韓国人、朝鮮人が大村収容所に送られ、簡単な訓練を受け、ベトナムに送られていた。
 これが日韓の裏の戦争協力だった。
 日本は在日の犯罪者など似て喰おうと焼いて喰おうと韓国の勝手という姿勢を取り、韓国は、犯罪者など死んでしまえという立場にたっていた。
 韓国軍は米軍の弾よけとなって最前線に配備された。もちろん、おびただしい死者を出した。
 大村収容所から戦地に送り出された人々の死亡率は、その中でも高かっただろうと思う。もしかしたら、みんな死んでしまったかもしれない。
 そんなのは、犯罪者だからといって、許されていいはずはない。だが、見逃され、ひっそりと、触れられないで、時は今に至った。

■Spider on■ 2010/06/17

■キルギスタンの民族紛争が酷い状態に陥っているようです。平和維持軍が必要だという議論になっていますが、誰が行くのでしょうか? ロシアか、ヨーロッパか、ほぼ戦争をしに行く事になりますから、軍隊の派遣も難しいかもしれません。ボスニア=ヘルツェゴビナでは、オランダ軍がセルビア軍といい感じでやっていると思っていたら、あっさりとイスラム大虐殺をやられてしまいました。オランダの指揮官は間抜けで有名になりましたが、そうした危険で油断のならない所に、命がけで行かねばなりません
■ワールドカップの北朝鮮応援団が中国の俳優だったようです。国民は出国を許されず、中国俳優団で代用したというわけです。北朝鮮応援団は、金正日応援団でもありますが、自分で雇って自分を応援させて・・・北朝鮮は、事ある毎にグロテスクな国です
■ロシア警察が反プーチン本を押収しました。そういう古典的な言論封じをやったりして、言論に何か力があるかと誤解する人が出て来てしまいそうです。是非ともその本は燃やして欲しいですね。中国共産党もやったんですから、資本主義ロシアもね

2010年6月16日水曜日

今日のSpider on 2010/06/16

■Spider on■
■北朝鮮が国連を相手に軍事行動に出ると威嚇しています。外交問題評議会はオバマ大統領が北朝鮮に弱腰であると批判しています。馬鹿げた行動ばかりしているひどい国です
■38年前、英軍が北アイルランドで民間人を虐殺した血の日曜日事件で、被告となった英国に有罪判決が出ました。キャメロン首相は謝罪しています。アイルランド移民の多いアメリカでも報道されています

2010年6月15日火曜日

■Spider on■ 昨日今日のニュースより

■独仏関係破綻と騒がれ始めました。本当に独仏間が悪くなると、EUは崩壊します。また、独仏政府が銀行への金融取引税の導入を言い出しましたが、それもどうなるか? EUは岐路にたっていて面白いです
■イランがガザ支援の船を出し、ガザに向かっています
■オバマ大統領が、メキシコ湾の原油漏れは、環境の9/11だと発言しました。そうすると、BPがアルカイダで、経営者がビンラディンという事になります。かなり厳しい言い方です

昨日今日のニュースから 捕鯨と日本の買収

 日本が捕鯨再開のために捕鯨委員会で小国に賄賂を送ったという報道があった。
 捕鯨ってそんなに儲かるもんじゃないと思うのだが、よくわからない。
 シーシェパードのようなテロリストは論外としても、欧米人は捕鯨問題で感情的だ。そのためか、日本も感情的になっているところがある。鯨のベーコンもステーキも、もう食べていない。干した鯨肉もずいぶん食べていない。捕鯨は、個人的にはどうでもいい問題だ。でも、捕鯨に携わる人々の存在がある。問題はそこだけで、それがクリアされたらやめてもいいと思う。食文化などといきり立つような話じゃないと感じるからだ。

2010年6月5日土曜日

蜘蛛業から

 読書さとうで「ビルマの竪琴」を取り上げている。
 それで思い出したのが、ピーター・バラカンさんという音楽評論家のご母堂がビルマの方で、英国はビルマで酷いことをしたけれど、日本は違ったと、とても好感を持っていらっしゃった事が、彼が日本語を学ぶ遠因だったと、テレビでおっしゃっていた事です。
 バラカンさんが日本に来て、発信してくれたその一言は、ビルマから英国を経由し、母から子に受け継がれて日本に届いた証言です。
 彼は、TBSテレビでCBSニュースの解説をやっていましたが、横にいた阿呆な女が疎ましく見るのをやめてしまいました。今は、毎週土曜日、NHKのラジオで海外の古いポップス音楽の紹介番組を一人でやっています。まあ、そこらのメディアおネエちゃんにはチンプンカンプンの内容の番組です。

       蜘蛛業から

2010年6月2日水曜日

昨日今日のニュースから イスラエル、ガザ救援船団攻撃



イスラエル、ガザ救援船団攻撃 10人死亡
トルコ人抗議活動家多数投獄

 6月になったと思ったら、こんな騒ぎが起きた。
 各国でイスラエルを非難する抗議が始まっている。
 その一方で、救援の艦隊に乗船していた人々が武装していたとか、攻撃はイスラエルではなく、艦隊の最後尾の船から行われた自作自演だという話も出ている。
 イスラエル当局は挑発されての出来事と弁明している。

 イスラエルとパレスチナ人の問題は、国際政治の道具にされて来た。英国も、ソ連も、アメリカも利用して来た。単純な正義感はいいものだが、それは秘めておくべきもので、振り回すと犯罪的な結果を生み出す。物事の複雑さに立ち向かうには時間と冷静さを保つ意志が必要となるという事だ。

 複雑なだけでなく、人の死ですら小さなエピソードにしてしまう恐ろしい場所でもある。
 遠くから、出来るだけ偏らない目を確保できるようになればと思うが、とうてい及ばない。

 シーシェパードやグリーンピースのようなテロリストの行動を思い出したりもしながら、色々な事を考える。行動の時ではないのだから、結論に飛びつくような事だけはしないでおきたい。

2010年5月29日土曜日

昨日今日のニュースから


タイムズスクエア爆破未遂事件:パキスタン軍少佐逮捕
(英テレグラフ 2010/05/27)


パキスタン軍やパキスタン情報部の内部は外からはうかがい知れないほど混乱している。個人個人がどことどうつながっているのかわからない状態のようだ。
アルカイダとつながっている者もいれば、タリバン派もいる。アメリカ派もいるし、中国派もいるという具合だ。
武装ゲリラたちには、軍隊から武器や情報が流れているし、様々な関係が錯綜している。
昔の事を言えば、ソ連がアフガン侵攻をした後、アフガンゲリラ(後の北部同盟で、現政権)を支援したのはアメリカだったが、パキスタンを代理に立てていた。
この時、アメリカは中国からも武器を買って、アフガンゲリラに与えていた。
そして、ソ連退却後、ゲリラ同士で内戦状態になると、今度はタリバンを支援して、アフガンを安定させたのもアメリカだった。
そのアフガンゲリラから、ラムジ・ユセフという男が出て、1993年に貿易センタービルを爆破した。ユセフはアルカイダとも関係していたが、イラクの工作員だった。後の9/11テロの原型となったボジンカ作戦を考えたのもユセフだった。今はアメリカで服役している。
パキスタンは90年代に核武装するが、核技術を提供したのは中国だった。そして、中国とパキスタンの核実験に北朝鮮の技術者も参加していた。北朝鮮の核技術は、ここで習得したのである。
その後、パキスタンは武器の闇市場の国となる。
こういう過程が折り重なって、パキスタンの軍隊や情報機関の内部を複雑なものとしているわけだ。

2010年5月28日金曜日

昨日今日のニュースから

ドバイ危機再燃 125億ドル債務支払い遅延
(英テレグラフ 2010/05/27)


ドバイは、金融危機最後の犠牲者と呼ばれる場所だが、ドイツのメルケル首相が湾岸諸国を歴訪していると思ったら、また、こんな事になった。
どうなっているのか、本当のところはわからないが、世界経済に相当な混乱があるのではないかと、こんな出来事から感じられてしまうのだが、杞憂であればと思う。

2010年5月27日木曜日

昨日今日のニュースから

メドヴェジェフ、ロシアの金融ヘブン化支持
(露モスクワタイムズ 2010/05/26)


 世界的にオフショアやデリバティブが規制されるという動きの中、ロシアが金融ヘブン化を目指している。
 つまり、アングラマネーを含めた資金が流入するよう、カジノ経済立国を図っているのである。
 ロシアは、中国よりもマフィアを統制している国であり、ソ連時代よりも社会統制と計画経済を充実させている。
 要するに、プーチンの部下である情報員たちが、すべてのマフィアのボスとなり、フロント企業を指揮している。反対派はすべて追放されるか殺されてしまって、存在しない。
 でも、ガスを売るだけでは限界がある。そこでかつてのマルクス主義エリートたちは、ネオリベラル主義経済を取り入れ、ロシアン・ニューエコノミーを構築しようとしている。
 どこかの銀行が、ロシアでのリスク取引に失敗したのを、金融システムを守るためという事で、税金で助けるようになるのだろうか・・・

昨日今日のニュースから

ユーロ下落、ヨーロッパ株、アジア株と連動
(米ニューヨークタイムズ 2010/05/25)


株式市場急落で、公的債務に第二の銀行危機の恐れ
(英テレグラフ 2010/05/25)


EU評議会、未来の危機の返済のため銀行の差し押さえ求める
(仏フランス24 2010/05/26)


 世界的金融不況は、すでに足かけ3年続いており、現在も進行中だ。アメリカは何とか取り繕う事に成功したかに見えたが、結局、うまくいかなかった。
 危機の規模は、昨年のサミットの対策では間に合わないほど大きかったのだろう。
 そこで、アメリカ式が無効なら、昨年主張されていたが、なだめ倒されてしまったヨーロッパ式で行くしかない。
 つまり規制である。
 ヨーロッパでは、もう、銀行国有化の話までしている。
 国有化と聞くと、共産主義みたいだと感じ、生理的に拒絶してしまうが、国有化を主張している側は、そんなのは百も承知で踏み込んでいる。デリバティブなどのリスク取引を禁止し、生産に力を入れる事で産業資本を充実させる事が健全な富の形成であるという議論は、何もマルクスの主張ではなく、アダム・スミスの言った事だ。
 つまり、世界経済は、そこまでせっぱ詰まっているのかもしれない。

昨日今日のニュースから

クリントン、朝鮮半島危機に世界的対応要請
(英インデペンデント 2010/05/27)


 朝鮮半島情勢は、朝鮮戦争以来なかった危険水域に入り込んでいるのではないかと思う。危機は1994年にもあったが、現在は、あの時よりも踏み込んだ状態だ。
 ヒラリー・クリントンは中国に呼びかけ、世界に呼びかけて、アメリカ側に立つよう要請している。韓国は米中にしがみついていると言える。
 今回も、これまで通り、曖昧ななし崩しの平和が続く事を願うのみである。

昨日今日のニュースから


CIAの秘密イラク兵器暴露:サダムのゲイ・セックス映像
(英ガーディアン 2010/05/26)

 米中央情報局(CIA)がサダム・フセインが同性愛セックスをしているところの偽映像を制作していた。
 CIAはよくこういう事をする。昔々は、あのデビ夫人のご主人、故スカルノに謀略をしかけ、セックス映像を作った事もある。
 日本の政治家や指導者の映像も作っているかもしれない。
・・・見たくない。そこで、見たくない謀略セックス映像を考えてみた。誰のが嫌かである。
 鳩山は兄弟どちらも見たくない。
 小沢一郎もね・・・
 小泉息子クンのも・・・自民党婦人部のオバチャンたちは見たいかもしれないけど、やはり見たくない。
 しかし、CIA、いつまでそういうくだらない事をやるんだろうか。洗濯屋サダちゃんなんか作っても、人類に貢献するところはないし、アメリカ国家の利益にもならない。もう少し言えば、CIAのためにもならないと思うのだけれど・・・違うのかな?