2017年7月18日火曜日

前のはギャじゃなくて、ミャーだったかな?

 トランプさんがアメリカ大統領になるのは、それほど不思議な話ではなかった。
 流れから言えば、オバマさんがかなりダメだったのもあって、共和党から人が出て当たり前という雰囲気が強かった。
 ただ、共和党でも型通りの、つまり、エリートの保守派という事でまとまると考える人が多かったのではないかと思う。
 ところが、型破りのトランプさんが強引なまでに前に出て来た。
 そこでみんなが慌ててしまった。
 トランプ阻止シフトが敷かれるようになったのは、ジェブ・ブッシュさんが早々と撤退した後ではないかと思う。

 ヒラリーさんは、年齢的に最後のチャンスだったので、これも強引にレースに参加した。資金は潤沢だったし、無理を通す自信もあったと思う。トランプさんの進出に慌てるエリートたちがヒラリー支援に回ったのも心強かっただろう。

 トランプさんが勝利した後、共和党のエリートがトランプさんにタガをはめ、暴れ馬を大人しくさせるだろうと期待する人たちがいた。
 暴れ馬だから勝ったのに、大人しくなる必要などないと、本人が考えるとは思わなかったのだろうか?

 洗練されていない、粗野なアメリカ人丸出しのトランプさんは、言葉は乱暴だけど、心は良い人かもしれないのに、外面のいいエリートに慣れきった人々は嫌悪を恐怖を感じるようだ。
 医療ドラマのドクター・ハウスが実在したら、トランプさんのようかもしれない。

 エリート共が小便をもらそうがどうしようが、とっととイスラム国のクソどもをぶち殺す方がいいに決まってるだろ。次は支那か、北朝鮮か、ロシアか? 早いとこやっつけて、家に帰ろう! どんどんやっちまおうぜ!

 って、この方が良いと思う人がいて当然だろう。

 何、言い方が下品だって・・・ああそうかい、庶民を馬鹿にするのかい。あんたの魂胆はわかったよ。多様性ってなあ、ずいぶんと上品なんだな。他でやってくれ。

 なんて感じ、わかる?

 俺が唐丸籠だった時、あいつは子守唄だった・・・わかんねえだろうな・・・