2017年8月21日月曜日

small talk:晩夏の戯言

「猛暑の後に台風が来て、雨が続き、気温は上がらないが、湿度がやけに高いなんて、異常な天気が続いている」
「湿度が高く、気圧が低いのはこたえるな」
「ひどい夏だよ」
「天気にかこつけて言うが、日本も現状維持が許されないのをひしひしと感じる」
「湿度に中国漁船団や北朝鮮のミサイルが関係してるってのか。それじゃ脱原発派なみのこじつけだ」
「ダツゲンパツはカタカナ表記にした方がいいかも」
「エコロは前からカタカナだな」
「カルトもだよ」
「アカも表記として強調する時や、口語の雰囲気を出す時などはカタカナを使って来たな」
「それじゃ、これからあいつらをカタカナとでも呼ぶか」
「一般性はないけど、いいかもしれない。ニンピニンでもいいけど」
「きっと文字にすると読みにくいぜ」
「それじゃ、脱原発派(人非人)はどうだ。脱原発派=人非人でもいいけど」
「ともかく、テレビ朝日の特別番組『ザ・スクープ スペシャル』「ビキニ事件63年目の真実」副題「フクシマの未来予想図」に対しては、カタカナ連中からこそ批判があるべきだったと思う」
「そんな事が出来るだけの常識も知力も見識も、あのカタカナ連中にはないって事だ。いや、それどころか、きっと番組と同じように考えているんだろうよ」
「そうだろうね。だから黙っていたんだ。どうしようもないな」
「放射線が心配なら、北朝鮮の出す放射線でも計ったらどうかね?」
「支那の大気汚染は本当に日本に来てる」
「支那と言えば、ドブから食用油を再生するエコロな技術も持っているし、プラスチックの米を作る技術も持っているし、真っ黒な農業用水を作る事も出来るんだから、海産物なんて乱獲する必要なんかないだろうにな」

「支那は経済成長を続けているが、軍備拡張には莫大な金を使っているし、中共と軍部の幹部が私服を肥やすのに余念がない。金持ちになる民間人は、実は政府要人の子弟だ。それでも都市籍を持っていればまだいい。そうでなければ、待遇がまったくちがう。また、無戸籍の人間はそれ以下だ」
「牢名主って知ってるか?」
「江戸時代の牢屋の親分だろ?」
「そうだ。その牢名主は、牢屋の畳を独り占めして、一人だけ全部の畳を積み上げた上にドテラを着て座ってるんだ」
「他の囚人は、みんな畳の下の板の上で生活するんだよな」
「支那の経済成長は、アレさ。成長と言ってるのは、独り占めして積み上げた畳だ。他は、本当なら自分の分があるはずの畳をとられ、板の上で寝てるんだ」
「共産主義国家は、みんな同じだね。マルクス主義はそういう専制国家を生み出す思想だからな」

「それははっきりしているが、北朝鮮や中共のような、死すべき体制が往生際悪く残っている」
「始末が悪いというヤツだな」
「周りもこれ以上悪くなるよりはいいと現状維持を容認して来た」
「その結果、どんどん悪くなっている」
「現状維持を目指した結果が、事態の悪化か」
「ナチス・ドイツの行動を容認した結果が世界大戦だった」
「アンドレ・グリュックスマンがヒトラー一人の責任であるかのようにしているが、みんな自分の従順さに従ったではないかと言っているのは、何もドイツ人だけに向かっての言葉ではない。イギリスなどがドイツの行動を見て見ぬふりをしたのもそういう事だ」
「グリュクスマンはドイツ観念論を問題にしているんだが、彼のモチーフはそういう事にもなる」
「彼については、そのうちきちんと取り上げていいだろうね」
「軽く流せる程度の人ではないからね。ただいつになるかな」
「ハイネもとりあげなきゃならないしな」