2017年9月19日火曜日

small talk:左翼コードが破れる時

「選挙だね」
「当然だろうね。支持率が回復したし、野党は惨憺たるありさまだ。それに北朝鮮危機を前にして、出来る限りの事をするための法整備をするには、ここで信を問うしかない」
「支持率は党内を動揺させないために高い方がいい」
「都議選もあったしね。国政で巻き返すには攻めが一番だ」
「野党が弱いしね」
「いや、放っておいたらもっと弱くなるよ。今攻めてやるのは塩を送るようなもんだ」
「そういう見方もあるな。民進は最後まで迷走を続けそうだしね。放っておいたら消滅しそうだ」
「しかし、民進や社民もふくめて、進歩派や左翼は北朝鮮危機、憲法で世迷い言ばかり言ってるな」
「左翼コードに抵触しないように考え、発言する習性が抜けないんだろう」
「いくら現実と乖離していても、左翼コードに適合していればいいと思ってるんだな」
「いくら現実的に無根拠でも、感情論であっても、左翼コードに合っていれば、理性とみなされるから便利なんだよ」
「森加計なんかは左翼コードにぴったりだったんだな」
「そうだな。森加計はまったくそうだった。ただ、これまでは、何となく、自民党、悪いという左翼コードを世間が認めて来たが、森加計の問題としての内容のなさに呆れたのと、ネット言論が健全で、野党・マスコミへの反撃が行われた。戦後を通して進歩派は左翼コードをみんなに押し付けようとして来たが、ネットに押し返さる事になった。これは画期的だったと思う」
「ネットの時代になって、あいつらの嘘が通用しなくなったわけだ」
「いい事だよ。世の中、良くなってる」
「この選挙は左翼コードと現実の選択という事になる」
「うん、左翼はヒステリックになるだろうね」
「あいつらはいつでもそうだよ」
「違いない」