2017年10月30日月曜日

情報 2017.10.30

北朝鮮の韓国攻撃は軍事境界線からの長距離砲撃が中心となる。米韓が共同戦線で対峙する事となる。
米軍が陸軍を動かさないという情報が一部にあるようだが、奇妙な話。



物事の区別がつかない人がいるから・・・

香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」(電子版)が、北朝鮮の核実験場、北朝鮮北東部豊渓里でこれ以上の核実験を行えば、山が崩壊して放射性物質が吹き出す恐れがあると、支那の地質学者が北朝鮮に警告していたと報じた。

北の核実験場で放射能漏れの恐れ、中国側が警告 (読売新聞)


北朝鮮の事だから、きっと、それでも、無謀で無意味な核実験を行う可能性がある。
馬鹿げた事をやめる知性があれば、今頃、こうなってない。

で、発電やめてるこっちと、核実験やめないあっちと、どっちが馬鹿なのか、判定がつけられない。
あっちが馬鹿なのははっきりしているが、こっちが馬鹿ではないと言えないからだ。



2017年10月26日木曜日

慰安婦問題問題

 あのさ、韓国、もう慰安婦像を国旗に描き込んだらどう?




2017年10月24日火曜日

鉄はあんたのツラの皮

 百合子さん、
「今回の総選挙で鉄の天井があると改めて知りました」
 なんて言っちゃって。
 こっちは、
「鉄面皮」
 を改めて知りました。

 今回の選挙、要するに落ち目の民進がどうなるかで、百合子にすがった方は敗北し、すがらせてもらえなかった方は、日共に面倒見てもらって立民で一応息をついた格好になった。百合子も日共も後が怖いが、日共の方がはるかに怖い。日共は、この選挙で影響力を拡大した。

 当面は、北朝鮮との関係をどうコントロールして行けるのかが大きな課題になる。一応、理解力の乏しい人向けに言っておくと、相手をコントロールするのではなく、関係をコントロールするんですよ。北朝鮮なんかは直接相手をコントロールしようとするけど、それは馬鹿げている。ロシアも、アメリカで変な人権活動家を利用して社会的な亀裂を深めようと工作したのが問題になってるけど、そういうのは関係のハンドリング能力、つまり、外交能力のなさの現れでしかない。まったく、いつまでそんな事やってんだか・・・
 日共も同じく、マルクス主義を保守する、硬直した組織だから、直接相手をコントロールする事しか知らない。古臭くて、面倒な人たちみたいだ。
 ま、元民の末路なんてどうでもいい。

 あ、そうそう、鉄の天井もガラスの天井もないですから。そこんとこ、いい加減な嘘を繰り返さないよう、お願いしますね。これからアイアン百合子と呼ぶから。



2017年10月22日日曜日

女ヒトラーではないけど、逃げ子だね

 百合子さん、旗色が悪くなったら逃げ子になっちゃったね。
 無責任で勝手な人だね。もう、都知事辞めてくんないかな。
 都議会の野党は、逃げ子に攻勢かけて辞任に追い込んでよ。お願いだよ。
 都議会の野党が本気だせば、都1が耐えきれるわけないんだからさ。





国家主義=国粋主義という間違い

 浜矩子という人が、毎日新聞に書いた意見で、
「民主主義対国粋主義」
 と書いている。
 困ったな、無教養だな。
 明治時代、薩長藩閥政府に対して、粘り強い活動を展開し、選挙実施にこぎつけた民権運動から国粋主義が生まれた。
 こうした流れを分けて見る場合、日本では、政府を国権派、民権運動を国粋派とするのが歴史を踏まえている。
 国権派は欧米に学べと、国費で優秀な者を留学させた。この人たちの中から、愚劣な欧米かぶれが出て来て、何だこの馬鹿はという反発から、国粋主義が生まれた。国粋主義は国家主義ではなく、日本文化を大切にする以外、日本人のありようはないだろう。日本人は日本文化を発展洗練させ、高度化するしかない。何でも欧米のものをありがたがるのは、さもしい後進国根性でしかないという考えだ。
 国権派も国粋派も、もちろん、愛国派だし、尊皇攘夷というところも共通するから、そのあたりで混乱があるのかもしれない。
 でも、愛国者、即反民主主義ではないのは誰でもわかると思う。
 尊皇攘夷だから、反民主主義という事も言えないのも理解できるはずだ。
 共産主義は愛国ではなく、尊皇攘夷でもないが、一党独裁の全体主義国家を形成するから、選挙で民意を問い、指導者を選出する民主主義ではない。共産党は民主主義という言葉を、「自分たちに都合がいい」という意味で使うだけだから、民主主義でも何でもない。民主主義的な選挙で、ほとんど選ばれないのはあたりまえだ。

 大体、今、国粋主義者っているの? 俺、自分を含めて2人しか知らないよ。

 国家主義=国粋主義というのは、戦後にはびこった大きな間違いだ。





SF 猫ベーダー

 地球侵略に面倒臭い事は何一つ必要ない。人類を支配下に置くには猫になるだけで十分だ。
 男は女に隷属している。だから女に愛されればいい。
 こうして、猫は地球に君臨し、カキカキやコロコロ、ガジガジやバリバリ、人を猫まみれにし、ウンチとオシッコをし、自分で決めた通りに好きなように毎日暮らしている。
 わざわざ空飛ぶ円盤を飛ばして、大々的な攻撃なんかしたり、陰謀を張り巡らしたり、宇宙人てな、ありゃ、馬鹿だぞ。

 さ、今日も猫のブラッシングしなくっちゃ。おいで、オブラシでちゅよ。いらっしゃい・・・




2017年10月19日木曜日

日本にヒトラーなどいない

 どこから出てきた話なのか知らないが、小池百合子をヒトラーになぞらえる言い方が色々な所でなされている。
 どういうつもりか知らないが、次のオリンピックの開催都市の知事がヒトラー云々される人物だと、その国の人間が言っている事になる。正気か?
 小池百合子は自分に対してヒトラー発言をした相手をすべて訴える必要がある。それは、東京都知事としてしなければならない事だ。ここで大人になるというのは、人を出まかせにヒトラー扱いするような行為は徹底して問題にされるという事の範を示す事だ。

 小池百合子は失敗した画家でもなければ、陸軍のスパイだった事もなければ(そもそも陸軍がない)、どこに起源があるかわからない共産主義くずれの右翼小結社に入会してもいない。全体主義というなら共産党は完璧な全体主義政党だが、希望はそうではない。ポピュリズムというなら、民主主義国家でポピュリズムと無縁な政治家など存在しない。
 小池は目端はきくが、結局はただの馬鹿で自分勝手な人で、豊田のように怒鳴り散らすような真似はしないというだけだ。小池の方が腹が黒いのだろう。だが、それでも、ヒトラーよばわりしていいなどという事はない。
 現在の世界で、人をヒトラーよばわりする事がどういう意味を持つ行為なのか、それは理解しておいた方がいい。

 ともかく、小池百合子は、ヒトラーを引き合いに出して小池百合子について語った人たちを訴えるべきだ。これは東京都知事として義務だ。

 そんな言い方が横行するようでは、文化程度が低すぎるだろう。




 

2017年10月17日火曜日

small talk:革新の尻尾

「民進が希望に合流すると決めたが、希望は入れる人を選ぶとした。それで選ばれなかった人たちが立憲民主を作った。無所属を選んだ人たちもいる。希望に入れた人たちはやれやれと安心したかもしれない。だが、メイク百合子がデタラメぶりを発揮しまくり、相手にされなくなった。百合子人気のなくなった希望は民進にとって、選挙で当選するための希望でもなくなった。そうしたら、選挙後に、民進を存続させると言い出す人たちが出てきた。何だこれは」
「長期低落で支持を失っているのが身にしみていたんだろう。それで選挙となり、目先の当落で取り乱し、後先考えずに百合子人気をアテにして「希望」行きを希望した。だが、百合子は嫌いな子は入れないと言うので、人気にあやかれないと追い込まれ、一度放棄したこれまでの立場に戻り、立憲民主を作った。元々人気がなかったのが、昔の政策で出ていますとやったら妙に人気が出た。この過程で政策のデタラメさもあって百合子人気は消滅した。都知事の仕事をまっとうしていないうちに国政に乗り出してしまったのが失敗だろう。面白がって支持していた人たちが、あれ、都は? と疑問を持ってしまった。私は愛されているとのぼせ上がり、移り気を丸出しにして愛想をつかされてしまったと思う。例えば、「しがらみのない政治」とか言ってのけたけど、都民ファーストというしがらみを自分で作っておいて、何言ってやがるんだという事だ。そういう事がひとつやふたつではなかった。人気なんか吹っ飛ぶさ。それで元民の合流組はまったく立場をなくした。この成り行きを見た参議院議員が合流してもいい事がないし、立憲にも行きたくない。このままがいいと、合流決定を反故にする事にした。すべて民進議員の目的が議員になる事であって、議員になってやりたい仕事などないからだろう。ただ議員になりたいだけですという人間や団体を支持する酔狂な人などそうそういないから、人気がないのは当然だ」
「政策というのは、こういう仕事をしたいという内容を示したものだと定義できる。それを実行するために議員になったのに、あっさりと反対の政策を掲げる党に入るというだけでどうかと思うのはあたりまえだ。お前ら何をしたいんだ? 本当はやりたい事などなくて、議員になりたいだけだとしか見られなくて当然だ。しかも、それで入れてもらえないとなったら、やっぱりこっちの政策に戻ると言って、別の集団を作った。信用できない。それは立民も存続派も同じだ」
「自民党反対しか政策がなくて、国や国民のために何ひとつやってないのに、議員にだけはなりたくて、その上政権が欲しいってわけだ。冗談じゃないぜ」
「人気がなくなったので、人気がありそうな所に移籍しようとして断られ、たいした知恵もないので元に戻ろうとしている。確かに下方弾力性の中にいるわけだから、身動きすればするほど低落する。それで動かない方がマシだという選択になる。でも、それは座して死を待つだけの事で、社民がたどった道だ」
「民主党は元々、革新リベラルと保守派が勢力拡張のために集まった政党で、従来の各政党を飛び出したという点だけが共通項という人たちだった」
「野合の道を突き進んだという意味では、彼らはブレていないわけか」
「しかし、革新リベラルというのは何だろうね」
「日共別働隊とか、日共応援団みたいなものでしかないね」
「日共はソ連の指令で動いていた組織で、朝鮮総連の下、つまり、北朝鮮労働党の下部組織の下部組織だ。これがぬけぬけと「革新」を僭称し、ソ連、支那、北朝鮮のための活動をして来た。東側のお手伝いをする事がリベラリズムの中身だった。彼らは戦後ずーっとそんな事をやって来た」
「自由主義を意味する本来のリベラリズムの定義とは隔たりがある。ただ、不平等の是正や福祉などがリベラリズムの政治に入って来て大きな政府を支持するリベラルもあって、このあたりは論争になっている」
「日共や容共勢力の言う「革新リベラル」はそんなレベルのシロモノじゃなくて、ただの「革新陣営」だよ。その「革新陣営」の中身は、日共と親日共の事さ。真剣な検討に値する思想の話ではなく、連中の自己申告の話であって、検討に値する中身などない」
「確かにそうだな。冷戦時代にソ連に媚びていた連中やソ連の手先を革新陣営と呼ぶという定義でいいな。これが戦後、連中の言う平和憲法下で居心地良くいられた。だが、ソ連崩壊でぬくぬくしていられなくなった。連中はその原因がソ連崩壊だと認めたくなくて、やれ「保守化」だやれ「9条の危機」だとか言い出した」
「ただしソ連-北朝鮮の手が入っていたのはいわゆる革新陣営だけではない。保守政党、日本では自民党内にも代理人と噂される人物がいたりもした」
「共産圏の国々の情報機関は西側とは比べ物にならないほど冷酷で汚い情報活動をしていたからね何があっても驚いてはいけない」
「そういう共産圏の影響が強い革新陣営が妙に清潔イメージを売り物にして来たのも気持ち悪い話だ」
「ヨーロッパの過激派左翼テロリスト、イタリアの赤い旅団とか、ドイツのバーダー・マインホフとかは、ソ連の後ろ盾を受けてテロ活動をしていた。武器供給者はパレスチナ過激派のPLOやPFLPだった。ヨーロッパ過激派は営利誘拐、銀行強盗といった犯罪で活動資金や武器購入費を稼ぎ出していた」
「南米の左翼ゲリラは麻薬カルテルと手を結んで山岳地帯などを支配した。キューバが麻薬密輸の中継基地となり、同時に武器売買もやっていた」
「ヨーロッパの過激派は70年代、盛んにテロをやったが、これはソ連に西欧侵攻の意志があったからだ。社会不安を醸成し、国を弱体化させるための工作として、過激派を捨て駒に使った」
「南米での活動は対米戦略だったが、とにかく西欧を最優先目標とした」
「テロの嵐が吹き荒れた時期をヨーロッパでは「鉛の時代」と呼んだが、日本が狙われていたらと思うと恐ろしいな」
「新左翼や全共闘の薄ら馬鹿どもなどは勝手に爆弾を作って事件を起こしていた。不発だったために表に出ない爆弾事件も沢山あったらしい。そんな連中が左翼気分のままで年寄りになり9条の会とかで日共と一緒になってやっている」
「それが革新リベラルの中身という事だ。もうちょっと言うと、テロや暴力沙汰の兵隊をやっていた連中と、それを踏み台にして権力を得たコスい連中がいて、革新リベラルを売りにするのは、権力に近づいたコスい方だろう」
「左翼とリベラリズムは何の関係もないのに、そんな事も理解できない程度の知能で革新リベラル勢力になっている連中だな。そんなものは消滅するだけだから気にしなくていい。日本で言えば戦後、世界史的には冷戦期という時代に成立しえた革新勢力の尻尾が残っているというだけだ。この尻尾、雑音でしかないが、当分は消えそうもない。だが、左翼とは無縁の、本来のリベラリズムは自由の問題として重要だ」
「自由の問題は、政治的には個々人や家庭の所得の問題として考えられるんじゃないかと思う。専門家ではないから感想でしかないが、これは税金の問題ではなくて、労働の問題だ。しかも、賃金だけではなくて、労働時間や労働環境、転職環境の問題として出ている部分だ」
「政治的に処理できる自由の問題は、そこでほぼカタがつくんじゃないか。後は社会的な問題と、それから、何というか文学的な問題とでも言えばいいのか、当面カタがつきそうもない部分が残るだけになる」
「そうだな。文学的な部分は、わがまま勝手でかまわないし、カタなんかつかないんだから、考えないでいい。政治的、それから、かなり難しいが社会的な問題に整理がついたら、もういいんじゃないかね」
「労働問題というのは、自由という事を考える時に、経済での通貨のようなものとして見ていいんじゃないかと思う」
「よくわからないが、重要そうな感じがするね」
「うまく言えないから、うまく説明できるようになるまで取り消しておいた方がいいかな?」
「いや、いいんじゃないか。こっちの宿題として、そのうちやりますとしておこうよ」
「そうか、じゃあそうしよう。まだ思いつきなんだけどね」
「いつになく長くなった。このあたりにしとこう」



2017年10月12日木曜日

small talk:虫と信仰

「何だか、この選挙で自民党がまた圧勝しそうだと言われてる」
「そうだといいね。野党がくだらなすぎて話にならない。安倍政権を止めるとか、自民党を止めるとか、そういうのばかりで、積極的な話、つまり政策が出て来ない」
「メイク百合子が出したのは無茶苦茶な話で、政策と呼べるシロモノではなかった。応援している橋下は 「公約なんかで政党を選ぶな」 なんて、凄い事を言ってる。この人も政治家の資質がないね。メイク百合子ほど馬鹿じゃないけど、どんどん頓珍漢になる」
「資質のある人は現実で磨かれて行くけど、ダメだね」
「野党がダメなのは、話が出来ないからだ。国会で話をしなけりゃ、やる事がない。だったら議員になる必要がないんだ」
「聞く耳を持たず、反対するだけのために議員やられちゃ、国民は迷惑なんだよな。いつまでもそういうのを伝統芸のつもりでやらないでもらいたい。芸じゃないから」
「議論をするには、前提を共有している事が必要で、その前提というのは、今なら、北朝鮮の脅威に対処する必要があるという程度の認識は共有していなければならない。外交努力、つまり、お話し合いが足りないって言い出すようじゃ、これまでの経過を何も知りませんと表明しているのも同然で、話にならない」
「そういうのは東京新聞に任せておいてほしい。これまで忍耐に忍耐を重ねて話し合いをしようとしてきた、ダメだった。圧力もかけた、それでもダメだから、それじゃどうしようかというところで、知恵を出し合う。国会に期待するのはそれだろう。そこで意見の相違があるのはあたりまえだけど、憲法9条を守れだの、海外で戦争を始めるだのとありもしない事を言い出して、議論しようともしないんだから、野党は国会を妨害するために議員になっている獅子身中の虫でしかない。それで支持してくれは虫が良すぎる」
「虫だからな・・・」
「国会が議論の場として機能するには、話し合いをする気持ちと能力のある人たちが出て来なければ無理だ」
「従来の野党には能力も気持ちもないね」
「まったくない」
「話し合いというと、何でもかんでも妥協だと心得ている政治家が多いが、妥協しなければ前進しないので暫定的に落とし所に置く場合と、内容を良くしていく議論がある。今の野党じゃ、どちらも無理だ。国民が9条を唱えれば平和が続くというのが対案じゃね」
「その連中は9条を写してればいいんだ」
「写経ならぬ写9条か。忙しい人のためには1文字9条もありとかな」
「古代に9条があったと古9条を発見する奴も現れるかもしれない」
「立民も元民も、日共もみんなそっち方面に行った方がいい」
「9条が憑依して世直しを訴えたりするかも」
「朝日の記者あたりは村のお地蔵さんに「九条」と刻んでおいて騒いでもいいかも」
「自作自演がすぐにバレるんだろ」
「本当にそのレベルだな。何が政権交代だ」
「きちんと議論が出来て、話をまとめられ、野党であっても、行政に政策を反映させられる内容があれば、自然と政権を任せようとなる。中身がないのに政権よこせと騒ぐだけで信頼は得られないよ」
「一度任せてとんでもない事になったしね」
「悪夢だった」
「でも、自民党も、ここで緩んでしまうと結果が悪くなる。目先の選挙の向こうにある事態としては、大きな国の危機がある。自民党にこそ、そういう中で総力戦をやっているのを忘れないでもらいたいね」
「その通りだ」




2017年10月11日水曜日

現実に耐えられない腰抜けが嘘に溺れる

 マルクス主義が革命を行わなければ実現できないと考えていた事は、革命なしに資本主義が実現して来た。資本主義はもっと多くを実現したので、比較するのは荒唐無稽なほどだ。革命運動は、資本主義諸国で社会の発展と進歩を邪魔して、不効率をもたらす役割を果たすと同時に、社会にその時点では実現不可能な要求を突きつける人々を生み出し、その人々は問題解決の幅を狭めた。
 その頃、マルクス主義諸国は、様々な失敗を積み重ね・・・失敗と悪行のリスト・・・、軍事を除くあらゆる面で資本主義諸国に遠く及ばず、国民を不幸にしただけだった。

だが、資本主義諸国の中に惨憺たる有り様のマルクス主義を延命させようとする人々が存在して、スターリンを、毛沢東を、レーニンを次々と切り捨てて来た。彼らは真性のマルクス主義思想ではないというのだった。つまり、彼らは中国革命もロシア革命もご破算にし、マルクス主義革命はいまだ実現していないとした。
 マルクス主義を現実の歴史過程から切り離して、いまだ実現していないものとすれば延命できると考えたのだろう。
 よくも今更そんな事を言うもんだ、後出しもいいところだ、冗談じゃねえよと思うが、この場だけ百歩譲ってみる。

 譲った後にまず問題となるのは、それで、今まで実現していないそのマルクス主義の革命とやらに、どんな必要性があるのかという事だ。
 そんなの、別にいらないんじゃないのかと考えるのは、マルクス主義に取り組もうなんてよりも、はるかに自然で筋が通っていると思える。

 また、そのマルクス主義は、当面、研究室から出る事が出来ない運命にあるが、それはどうだろうかという問題もある。
 これまでのすべてのマルクス主義を間違いだと否定する事は、それに関わっていた人すべてを否定する事になる。彼らは間違いに深く影響されていて、間違い陽性だ。それを正しいマルクス主義に近づけたら、間違いの方が正しいマルクス主義に感染し、せっかくの正しいマルクス主義をロシア・マルクス主義に引き戻してしまう可能性がある。
 従来のマルクス主義者は馬鹿ばかりなので治癒の可能性は極めて低い。
 彼ら間違いマルクス主義は、従来の主流というか、それしかいなかったので、外から見たら、当然ながら同類にしか見えない。
 そこで、正しいマルクス主義はロシア・マルクス主義の影響下にある人々の死滅を待つしかなくなる。
 100年ぐらいは待つ必要があるかもしれない。

 他にやる事がないなら、マルクス主義をいじる空虚を止めはしないが、譲るのはそこまでだ。実際はロシア・マルクス主義とその関係者の延命にしかならないに決まっている再評価など、無意味以上に有害だ。浅すぎるぞ。

 そんな所になど未来はない。




トニー・ジョー、ありがとう

「雨の夜のジョージア」。
 最初に聞いたのはブルック・ベントンの歌で、シングル盤のジャケットは、セーターを来てナイロン弦のギターを抱えたベントンの姿だったと思う。
 驚くべきことに少年だった事があって、心に染みるいい曲だなと思い、覚えた。

 ギターを抱えた放浪者が貨車に乗り込んで雨をしのぐ。ボロボロになった恋人の写真に言葉をかけて気持ちを引き立て、ギターを弾いて時間をやり過ごす。ひどい雨の中・・・

 久しぶりにこの曲を聞いたのはボズ・スキャッグスの「メンフィス」という曲集の中でだった。「メンフィス」は曲、演奏、歌唱のどれもが素晴らしく、スキャッグスの最高傑作だと思う。「雨の夜のジョージア」はナイロン弦のギターが効果的に使われている。これは土砂降りの雨を避けた貨車で放浪者が弾くギターなんだ。

 この曲の作者はトニー・ジョー・ホワイトという人で、この他にはプレスリーがレパートリーにした「ポークサラダ・アニー」という作品が有名だ。

 トニー・ジョー・ホワイトは何だかボソボソと歌う。どうしてか、そのボソボソに惹きつけられて、ずっと聞いてしまう。
 娘はミシェル・ホワイトという歌手で、父親の作品「マヌーザ」を歌ったりしている。

 ベントンとスキャッグス、他にも多くの人が取り上げているホワイトの名曲。いつ聞いてもいい。


追記:セーター姿でギターを持っているシングル盤のジャケットは、ブルック・ベントンではなくて、クラレンス・カーターだった。長い間間違えていた。(2017.10.17)

2017年10月9日月曜日

疑問:2

 宮崎勤事件でロリコン・オタクがアニメの影響を受けて連続幼女殺害事件を起こしたという見方がされたが、事件を題材にした最近のドラマで、ビデオテープが積み上がった部屋の映像に重ねて、そのほとんどがテレビの娯楽番組であり、「いわゆるロリコン映像は数十本程度だった」とナレーションされたらしい。


 うーん、という事は、危険なのはロリコンだけではなくて、オタク全般となるのだろうか・・・???


 昔、若造に「俺もオタクだから、ワハハハ」とやったら、嫌な顔をされた。


 前の「疑問」の答えは、そんなワケないだろだからね。




2017年10月8日日曜日

大人の男のくつろぎについて

 食堂に入って、
「アレくれ・・・何だ?」
 と言ったオッサンの話を聞いた。
 店員さんに理解できるわけがない。
 でも、そのオッサンのそういうの、身にしみてわかる年齢になった。
 これは大人の階段を登ったというか、天国への階段というか、そんじょそこらのオッサンというか・・・そういうものだ。レッド・ツェッペリンのあの曲も、食いたい物の名前がわからなくなって、いきなり「アレくれ」と言うオッサンの歌だと思うと、味わいが違って来る(そんな曲なわけはないが)。
 大人になるというのは、色々とわからない事が増えるというか、ほとんどがわからなくなって、でも、面倒だから、まあ、いいかと、そのままにするようになる事でもある。
 ファッションなんか、わからなくなるのは最初の方だ。ファッションなんか、どうせゲイの思いつきだから、いいや、みたいな気になる。中共の人民服は、絶対にオッサンがいちいち面倒がないように、いつでもどこでも一着で間に合うよう、面倒じゃないように考えたものに決まっている。
 悪しき部分で、体質が共通しているのを感じる。
 大人になるという事は、やたらと屁が出るようになる事であり、それがひどく臭くなる事でもある。ちっとも偉くない。年を取れば自動的に偉くなるなんて、どう考えてもありえない。自動的に来るのは劣化だけだ。
 そりゃあ、偉い人もいるが、みんながみんな偉いなんてありえない。ほとんどが、まったく偉くないし、それどころか、かなりくだらないものなのだ。
 だから、くだらないからといって軽蔑とかしてはいけない。平均的なだけだ。人間くだらないのが平均だと理解できれば、神経を尖らす事も減る。
 つまり、アレもナニだって事だな。うん、ムニャムニャ・・・



small talk:正義が作り出した低脳たち

「自民党が選挙妨害から逃げまわりながら、今度の選挙を戦っているようだ」
「前に安倍首相の街頭演説を妨害した連中のようだね」
「そうらしい、それを避けて演説する場所を突然変えている」
「英国だったら、ブックメーカーが会場当ての博打をやるだろうな」
「何なんだろうね、あの傍若無人は」
「自分たちが正義だから、何をやってもいいとのぼせ上がってるんだろうね」
「ワイマール期ドイツの共産党のようだね」
「それがナチスへの道を開いた。街頭で乱闘していた連中が、影響しあったあげく、共産主義運動をやっていた連中はナチスに転向した」
「イタリアのファッショ運動は元々組合運動だったしね」
「戦前に似てきたというのが左翼の常套句だけど、自分たちのやっている事が同じだというだけだな」
「恐ろしい馬鹿どもだ。あの馬鹿どもを使っている大人のタチが悪いんだろうな」
「その上馬鹿だ」
「正義の馬鹿か・・・」
「自民党は、馬鹿どもを相手にしないように頑張ってるね」
「間違えば暴力沙汰に及んでも不思議ではない連中だものね」
「暴力で選挙妨害か・・・山県有朋が草葉の陰で喜ぶだろうよ」
「そんな事にならないよう、手間をかけて低脳どもを避けている。政治は面倒なものだからね。こういう所でもちゃんとしているよ」
「大人に焚き付けられて自分たちが正義で、何をしてもいいと思い込んだ低脳どもなど相手にするだけ無駄だ」
「あいつら、人の選挙の邪魔をして遊んでいるより、自分たちが好きな立民とかの選挙運動でも手伝った方がいいのにな」
「そんな根気も、真面目さもないんだろう。誰かの足を引っ張って喜ぶような歪んだ連中なのさ」
「それじゃ嫌われるだけなのにな。このままじゃ、民主は立ったまま永眠している・・・なんて事になるぜ」
「そういうまともな事は、あいつらの知能ではわからないんじゃないかな」
「そうか、あんな事やってる連中だものな」
「そういう事だ・・・」




2017年10月7日土曜日

ゼロ度の高さというものもあるのだよ

ゼロ小池、凄い。内容ゼロだ。政治家だからゼロ先生だね。ゼロ師匠は北陽の伊藤だったけど、ゼロ度は先生のが高!



2017年10月6日金曜日

疑問

 山尾志桜里・・・蓮舫・・・辻元清美・・・福島瑞穂・・・豊田真由子・・・小池百合子・・・これらいくつかの個体が、女は馬鹿説の有力な証拠となるだろうか・・・?



2017年10月3日火曜日

smatll talk:御しやすい前チューと面倒くさい枝チュー

「百合子の希望が排除したのは、いると面倒臭い人とか、そういう人たちだろう。民進党の左派とか、政治姿勢だとか思想とかいう問題ではないと思うね。百合子さんにはそういうのないから」
「そうだな。枝野とか面倒そうだし、辻元なんかは馬鹿の鼻つまみで、いない方がいい。左派というなら、北朝鮮のハニートラップ疑惑の前原なんか左派もいいところだろう。こんな奴を抱えておいて、保守だ、防衛だって、冗談じゃないわけだ。線引は百合子より精神的にか、知的に弱い奴というだけだろう。前原は軽く手玉にとれる程度の奴だと踏まれたんだろうな」
「ああ、百合子、頭悪いからな。アクセサリーを選ぶ感覚で政策もどきを出しているだけだ。築地も、今回の原発ゼロも同じだよ。最後は持て余して放り出す。残るのは混乱だけだ。百合子をファシストに見立てる人がいたけど、ヒトラーですらない空虚だというのがわかってない」
「百合子の希望など、本質的には取るに足らない。被害が最小限にとどまってくれる事を祈るだけだ。それより、民主党の終わり方のみっともなさに、あの連中らしさがにじみ出ていると感じる」
「曲がりなりにも政権をとった民主党が、頭数欲しさに維新と組んで、あっさりと民進に名称を変えた時に、こいつらは矜持も何もないと思ったが、そのまま、落ちるだけ落ちて、浅ましさが肥大した」
「結局、政治の世界でやりたい事があるわけではなく、議員になりたいだけの人間の集合だから、目先の利害でチョロチョロ動き回る。民進はそういうネズミの巣だったが、それが今度は百合子の希望になる」
「簡単に手懐けられて、党友をあっさり裏切った前チューと、馬鹿だけど面倒くさい印象の枝チューで明暗が別れたが、どっちが明で、どっちが暗かは先になってみないとわからない」
「あいつらは、あいつらが思ってる政治をやっているわけだが、その政治のみみっちさ、無内容さ、筋の通らなさには呆れ果てる。その点では前原も枝野も同じだ。だって、枝野たちは百合子の希望に入れてもらえなくなったから、しかたなく新党結成だろ。それでまたリベラルの旗を持ち出しただけだ」
「そうだ。まず、人気に乗れそうだから、政策を一切合切投げ出した。だが、それでも乗せてもらえないとわかると、捨てた旗を拾った。選別する側は、選別するとは言っても、元々は正反対の政策を主張していた連中を入れている。両方共、中身も何もないのははっきりしている」
「選別する側、入れてもらえた連中、ダメで新党を作る連中、三者ともどうみてもこの先に見える末路は哀れだが、同情の余地はないな」
「誰が同情などするものか」





2017年10月1日日曜日

small talk:妙な論調

「百合子の希望は民進の左派を切るから容認するなんて妙な論調が出てる」
「支那や北朝鮮まで含めた支持があるんだから、いくらうっとおしくてもいなくなるわけがない。何を言ってるんだと思うよ」
「その支持勢力の一部は鳩山と一緒になって沖縄で座り込みをやっている。日本では、支那や北朝鮮と違って、彼らを投獄したり、殺したりしないから、みんな寿命まで生きて、子供に影響を与えたりする」
「救いのない図だな。だが、その通りだ。当面、そうした勢力は存続する。これはしかたのない事だ。少数であっても、これが議員として国会に出て来るだろうし、無意味でワケのわからない事を言って、色々な事を邪魔しようとする」
「それは止められないんだ。百合子の希望と彼らの存続は関係がない。百合子の希望は民進左派はいらないと言っているだけだ」
「これまでを見て、言っているひと言たりと信用できない百合子の言葉を信用して、容認するなんて、ユルユルなだけだ」
「そこにつけこんでここまで来た人を、まだのさばらせるなんてな、頓馬もいいところだ」
「百合子は、その頓馬さを見越して動いてるのさ」
「その通りだ。で、都1と希望は矛盾するから、どこかでどちらかを選択しなけりゃならなくなる」
「まあ、もしそうなったら、都1を置き去りにするだろうね」
「もしそうなったらね」
「しばらくは、嫌だな、薄汚いなと感じながら、見ないようにしてるしかないかね」
「そうだな。他にない」
「百合子はそういう事だが、民進党左派なんてそれほど問題ではなかった。民主党政権のPTSDで過敏になってるだけだ」
「愚かな選択恐怖症とでも言うべきかね。恐怖のあまり、愚かな選択を繰り返してしまう」
「百合子容認はその愚かさの一種だよ」